こんにちは。セイカ(@seyca_ktd)です。
この4月から子連れで仕事をはじめました。
いわゆる「子連れ出勤」がはじまって、3週目。
実際子どもを連れて働くってどんな感じなのか、メリットとデメリットも経験談をまじえてご紹介していきますね。
目次
1日6時間勤務を週2~3日、内容は事務作業
ざっくりですが、子連れ出勤の様子がイメージしやすいと思うので、勤務場所と仕事内容をご紹介します、
勤務場所
地域住民が運営する施設で働き始めました!
仕事内容
その施設を拠点に幅広く活動を行なっているのですが、中でも昨年から取り組み始めたひとつの事業を重点的に任されることになりました。
地域おこし協力隊時代は、農業振興員としての雇用でした。
なので肉体労働・外作業が中心だったのですが、今回はどちらかというと、事務作業が多いです。
だからこそ、生後5ヶ月の赤子連れでもなんとかやっています。
これが外作業だったらと思うと、めまいがします…。
勤務時間
基本的には8時半〜17時が基本労働時間なのですが、さすがに赤ちゃん連れでフルタイムは厳しいと思い、時間を少しだけ短縮してもらいました。
というわけで、子連れ出勤の勤務時間は9時〜16時にしています。
給与関係
最初は日給でいただける話になっていましたが、授乳やオムツ交換、ぐずったときはあやしたりすることも考えて、
と職場には伝えてありました。
その結果、時給制になりました。
私の「子連れ出勤」をするときのスケジュール
我が家の生後5ヶ月の息子は、生後3ヶ月のあたりからずっと規則正しい生活をしてくれています。
7時半起床、20時半就寝が基本。
その間、明け方に一度授乳とオムツ交換で起きますが、その後もすっと二度寝してくれるので、神様のような赤ちゃんです。
そのことを考えて、9時〜16時の勤務時間はちょうど息子にとっても無理のない時間なのです。
というわけで、子連れ出勤時のタイムスケジュールはこんな感じ。
7:00 セイカ(私)起床、動物の世話、身支度
7:30 息子起床、オムツ交換、授乳
8:40 自宅出発
9:00 勤務スタート
12:00 昼食
16:00 帰宅
これが基本になっていて、だいたい3時間おきに息子に授乳、1~2時間おきにオムツ交換といった感じです。
事務作業中も、息子が寝てくれていない限り、常に仕事に集中できるわけではないので、基本的にはおんぶか抱っこをしながらの作業をしています。
子連れ出勤の2つのデメリット
それではまず子連れ出勤のデメリットからお伝えしていこうと思います。
疲労感がとにかくすごい
働き始めるまでは、息子と2人で家でゆったり過ごしながら、1日かけて家事をしていました。
それが仕事をはじめると、洗濯も掃除も料理もそれだけゆっくり時間をかけていられなくなります。
日中はたいてい息子をおんぶしたり抱っこしたりして過ごしているので、それだけでも体力の消耗がすごいんですよね。
子連れ出勤をしてみて、つくづく感じることは
ですね…。
我が家の旦那さんも、私が疲労感いっぱいで倒れ込んでいるときは家事を率先してやってくれているので、めちゃくちゃ助かっています。
本当にこういうときこそ助け合いの精神がめちゃめちゃ大事で、夫婦ってこういうときのためにいると思う今日この頃。
思ったように仕事を進められない
正直、もっとスムーズに仕事が進められると思っていました。
やっぱり子どもを抱っこやおんぶしながらの勤務は想像以上に大変です。
パソコンで文字を打つにも、少しでもあやす動きをとめたらギャーギャー言い出すことなんか多々あるので、自分が思っている仕事の半分できたら上等な気がしています…。
職場には申し訳ないですが…。
子連れ出勤の3つのメリット
それではデメリットをお伝えした上で、お次はメリットをお伝えしていきます!
子どもにとって誰かとの出会いは刺激になる
職場には、地元住民の方がちょこちょこ顔を出しに来てくださるので、息子にとってもそれは刺激的なようです。
また一緒に働いている職場の方も、子育てに関してとても寛容的で、抱っこなんかもよくしてくださるので、これまためちゃくちゃ助かっています。
息子もその職場の方には毎度顔を合わせることになるので、だんだんと懐いてきているなあという感覚もあり、なんだか母として嬉しくなりますね。
母にとってもストレス発散になる
4ヶ月ほどずっと家に引きこもりがちで、息子と愛犬と朝から晩まで過ごす日々を送っていました。
基本的には毎日やることが一緒だから、旦那が帰ってきてからも話すことが思いつかない…なんてこともありました。
息子も愛犬も可愛くて仕方ないんですが、それでも日常的に誰かと会話することがこんなにも大事だということは今まで気がつかず…。
誰かと話すことで、人間って多少なり頭の中が整理されるもんなんですよね。
それに、直接誰かと話すということは気持ちの面でも知らず知らずのうちにスカッとしている部分があったりします。
そういう意味で、働きに出たことで、必然的に旦那以外の人とも話す機会が増えて、脳も刺激を受けている感覚があります。
直接誰かとコミュニケーションをとることって本当に大事だなあとしみじみ思います…。
逆に言えば、引きこもりがちな子育てで行き詰まった感じがあるママたちは、旦那以外の誰かと話す機会を率先して持つことで、そのストレスはかなり軽減されます。
仕事をすることで幸福度があがる
働きに出て、つくづく思います。
家事も子育ても決して楽なことではないんですが、私の場合はそれに加えて「仕事」というのは必要不可欠な存在だな、と。
地域おこし協力隊の育休中ではあれど、専業主婦のような日々を過ごしていると、いつか必ずマンネリ状態に陥ります。
「お金を稼ぐ」「社会に貢献する」「誰かのために動く」
このあたりは仕事をすることによって生み出される価値ですが、それによって自己肯定感も高まります。
自己肯定感が高まることにより、幸福度もあがるんだよなあと常々感じているので、やはり仕事って大事。
このことは、出口治明さんの著書「働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義」でも言われているし、堀江貴文さんの著書「多動力」でも言われています。
子連れ出勤はまわりの理解があってこそ成り立つ
子連れ出勤をしてみた上でのメリット、デメリットをそれぞれ語ってみましたが、こういう形で働けることも旦那、職場の理解があるからこそ成り立つものだと身にしみて感じます。
子連れ出勤って、やはり賛否両論分かれますよね。
「子どもがかわいそうだ」
「親の勝手だ」
「仕事に集中できないからやめてくれ」
っていう人が出てきても仕方がないと思います。
それでもやっぱり子どもをどうしても預けられない時期ってあるからこそ、働いてもいいと言ってくれる会社や組織があるのはママ側からすれば大変ありがたいことなのです。
もちろんママのやる気と体力、気力は欠かせませんが、それ以上に精神的な喜びの部分のほうが大きいです。
そして幸いにも、私の住む地域は少子高齢化がかなり進んでいる地域でもあるので「子どもは宝」として見てくれている分、子連れ出勤にも寛容である人が多い印象があります。
「田舎」と「子連れ出勤」って親和性が高いのかもしれないですね。
というわけで、まずは1ヶ月!
私自身もぶっ倒れないように、体調管理を万全にして、仕事も育児もぼちぼちがんばります。
この記事が、子連れ出勤をしてみたいママ、パパや子連れ出勤をしていて悩んでいるママ、パパたちの参考になれば幸いです。
それでは今回はこれにて。ではまた!