こんにちは!現在1歳3ヶ月の息子の子育て中のセイカ(@seyca_ktd)です。
息子が生後5ヶ月のころから子連れで職場へ勤務しており、気がつけばもうすぐ1年。
2019年1月現在、政府が子連れ出勤を後押ししていることで巷ではかなり賛否両論あり、話題を呼んでいます。
「赤ちゃんの顔が幸せそう。乳幼児は母親と一緒にいることが何よりも大事ではないかと思う」
「新しい施設を整備する必要がなく、企業の規模にかかわらず取り組むことができる。想像以上に『これなら、どこでもできるのではないか』と実感した。この取り組みをモデルとして、全国へ広めていければと思う」
どうも子連れ出勤に関して、きれいなイメージを持っているようにしかみえないので、実際に子連れで仕事をしている一個人として、子連れ出勤の現状などをまとめてみました。
目次
子連れ出勤をしている私の現状
子連れで仕事をはじめてまもないころ、こんな記事を書きました。
子連れ出勤に関してのメリット・デメリットをまとめた記事です。
上記リンク先の記事内で述べた基本的なことは今も変わらないのですが、長く働くに連れていろいろと問題も出てくるようになりました。
- 子連れで仕事をすることに対していいイメージを持っていない人が現れる
- 子どもが大きくなるにつれ、体力がつき、ある一定のスペースだけでは物足りない
- おんぶや抱っこをすると海老反りをするようになり、あやしながらの仕事は不可能に
以上挙げた3点は中でも、私の中で子連れ出勤がそろそろしんどいな、限界だなと感じ始めた理由です。
大人1人で作業するにはなんら問題ないスペースでも、そこに子どもといるだけで、子どもはスペースが物足りず、ものすごく騒ぎます。
結局それをなだめる手段は、「YouTube」など動画がメインに。
それでも動画だけでは飽きてきます。すると、こんな状態になるのです。
今日も子連れ出勤。
全く動画に見向きもせず、こちらに突進してくる😇
この後膝の上に乗って、パソコンの上に乗り移り、仕事妨害😂
いいですか、これが子連れ出勤の現実です… pic.twitter.com/hqBR9gXWrM
— セイカ | 高知で田舎暮らし (@seyca_ktd) 2019年1月18日
子どもを見たり、おむつを取り換えたり、授乳する時間などを配慮した上での給与設定をしてもらっていますが、それでも正直それに見合う仕事ができているのかは自分でもわかりません。
正直、その日の子どものご機嫌によって変わってきます。
子連れ出勤をはじめた当初は、9:00〜16:00で勤務していましたが、子どもが1歳になり動きも活発化してきたころからはその長時間勤務は無理だと判断し、9:00〜12:00で勤務しています。
子連れ出勤には反対派。保育所・託児所を増やすべき
圧倒的にお母さんたちから届く声は、子連れ出勤反対の声。
でも保育園入所面談で、
「今も子連れで仕事してるし、来年も一年なんとかいけませんか?」
とも言われた。
仕事場一回見にきてほしいわ…😂子連れ出勤してるって言うと仕事も子育てもきっちりこなしてるように思われるけど、現実はしっちゃかめっちゃかですよ…
— セイカ | 高知で田舎暮らし (@seyca_ktd) 2019年1月17日
正直こんなことを言われて、ショックでした。
保育士ならわかるのでは…。
「子どもがいながら仕事ができる」という状態は、誰か他にみてくれる大人がいてこそ成り立つものです。
あまり身動きがとれない乳児や、昼寝の回数が多い時期なら、それなりにまとまった時間がとれるので仕事も少し効率よく取り組めますが、それ以外の状況はほぼ無理だと考えた方が…。
子どもを連れて仕事をするのが可能であったなら、今までどうして職場に行くお父さんたちが子どもを連れて行かなかったのでしょうか。
子連れ出勤をして、子守で終わらず仕事として成り立つための条件
「こんな条件下なら子連れ出勤も成り立つ」という条件を羅列してみました。
職場内に託児所がある・みてくれる大人がいる
私の職場にはありません。
でも、託児スペースやみてくれる大人が自分以外にも誰かしらいるのであれば、子連れ出勤の実現性はぐっと高くなると思います。
子どもを完全に見放して遊べるスペースがある
子どもは想像もつかないものに飛びつくし、ちょっとでも危険箇所があったら柵などの設置は必須。
ベビーサークル内でおとなしくしてくれるうちはいいけれど、1歳越えるとそれもなかなか難しい…。
職場の人からの理解
これがないと、もはや子連れ出勤は成り立ちません。
私の職場はここの理解がものすごく高く、子どもの成長に合わせてわがままを言いながら、臨機応変に対応してもらっているので、ものすごく助かっています。
それでも全員から理解を得るのは、そこの職場に関わる人が多ければ多いほど難しい気がしています。
通勤時間が短い・車で移動できる
Twitterなどでも言われていますが、満員電車で通うのは本当に無理だと思います。
私は幸い職場まで車で5分の距離だから、通勤時間に関しては悩んだことがありませんが、通勤時間が短いことや車や自転車などノンストレスで移動できるというのはかなり重要なポイント。
子連れ出勤は下手したらますます少子化促進。親子にとって本当にいい環境とは?
ということで、長々と子連れ出勤についての反対意見を述べてきました。
何を言いたいのかというと、「保育所・託児所」をつくったほうが子連れ出勤を推進するよりもずっとずっといいに決まっているのです。
母以外の誰かがみてくれているようにできる子連れ出勤の職場なら問題ないですが、母が1人でみながら子連れ出勤というのは本当に無茶。
などと、仕事が捗らないとイライラが募り、子どもにもついつい当たることだってあります。
動画を見せっぱなし、お菓子を与えまくると静かに過ごしてくれますが、果たしてそれが保育所に預けている時より健全なのか?
そういう風にしてでも、子どもはお母さんと一緒に過ごした方がいいのか?
親はますます子どもに罪悪感を抱きながら仕事をするようになるし、事実私がそうなっています。
4月から保育所入所の希望を出していますが、それが却下されるようなら、子連れ出勤は年度内でやめようと決めています。
その方が自分にとっても、子どもにとっても、笑顔でいられる気がするから。
子連れ出勤のひとつの事例として、子連れ出勤が気になっている方や子連れ出勤をしたい方なんかには参考にしてもらえると幸いです。
それでは今回はこれにて。ではまた。
おすすめ関連記事
子連れで仕事をはじめてみて感じたメリット・デメリットを語ってみる
地域おこし協力隊の育休中もアルバイトOK!なので子連れでこんなことやってます