高知の山奥で2児の子育てに奮闘中のセイカ(@seyca_ktd)です。
先日、生後2ヶ月の娘がRSウイルスに感染しました。
悲報…😭
もうすぐ2ヶ月の娘、RSウイルスに感染した😭
ということで、紹介状を書いてもらい、これから山を降りて病院へ🏥
入院する可能性高いとのことで、そうなると風邪気味の私、果たして体力持つのか…😂トホホ…
— セイカ | 高知で田舎暮らし (@seyca_ktd) August 19, 2019
住んでいる場所が山奥なだけに、乳幼児の入院はここから車で1時間半走ったところの大病院しかなく…。
結果、大病院に行ったら、検査をして入院することになりました。
病院に行く前の症状、RSウイルスと診断されてから入院に至るまでを、同じ境遇の方の参考になればと思い、本記事にまとめたので、同じ頃の月齢の赤ちゃんがいる方は参考にしてもらえたら嬉しいです。
目次
生後2ヶ月の赤ちゃんがRSウイルスに感染!診察受ける前の症状
我が家には生後2ヶ月の赤ちゃんだけでなく、上に1歳9ヶ月の息子がいます。
その息子がちょうど1週間ほど前から体調を崩し、
- 39度、40度を上回る高熱
- 咳
- 鼻水
という症状があったので病院へも診察を受けにいきましたが、ただの「夏風邪」との診断。
その後、通っている保育園でRSウイルスに感染した子がいるということで、おそらく息子もその類だったのではないかと推測しています。
息子の夏風邪は1週間ほど続いたので、その間保育園も休み、家で看病。
もちろん生後2ヶ月の娘も一緒に暮らしているので、どうもそこからRSウイルスに感染してしまったようです。
生後2ヶ月の娘も息子が在宅するようになってから、次第に体調が悪そうで
- 咳
- 鼻水
- 哺乳力の低下
- 睡眠時間がいつもより長い
というような症状が出ていました。
最終的に、コップ2杯分ほどの多量のミルクを吐き戻したので、これはちょっとやばいかも…と思い、病院へ受診。
山奥の病院では、生後2ヶ月の赤ちゃんを設備、人員的に入院させることができないので、紹介状を書いてもらい、すぐに大病院へいき、やはりそこでも同じ診断で入院確定となったのでした。
乳児が感染すると重症化!?RSウイルスってどんな病気?
簡単に言うと、風邪の一種のようです。
しかし、拗らせてしまった場合には、細気管支炎や肺炎などの症状を起こす可能性もあり、そうなると入院する必要が出てきます。
またそのような重症化しやすいのは、生後6ヶ月未満の赤ちゃんとも言われているので、乳児がRSウイルスに感染すると、ほぼほぼ高確率で入院することになるのです…。
それだけでなく、乳児の時にかかってしまうと、喘息持ちになるリスクも高まるとのこと…。
3歳くらいまで、ほぼ全ての子どもが経験するというRSウイルスですが、一度かかったらもう永遠にならない!ってことはなく、免疫は多少ついていても、またなる可能性はあるようです。
でも1度目より2度目にかかったときのほうが、症状も軽いようなので、それ聞いて少し安心…!
生後2ヶ月の赤ちゃんがRSウイルスで入院!治療法などは?
そんなわけで急遽、生後2ヶ月の赤ちゃんがRSウイルスに感染し入院することになったわけですが…。
母乳育児でやっていたので、私も付き添い入院をする必要があります。
幸い、熱は一切出ておらず、わりと赤ちゃんの機嫌もよかったので、入院の目的は「経過観察」でした。
RSウイルスはどうも聞くところによると、
「感染してから4日目ほどがピークなので、もしこれからピークがくるとなると重症化して細気管支炎になる可能性もある。けれど、この子はいつから感染したのが明確ではないので、ひとまず3日は様子を見させてほしい」
とのことで、最低3日間は入院することになりました。
入院中は、基本的に私が赤ちゃんの様子を隣で見続けていて、定期的に看護師さんが
- 体温計測
- 吸入(生理食塩水)
- 鼻水吸引(極細のチューブを鼻の奥まで突っ込んで鼻水を吸う)
- 呼吸状態のチェック(酸素がちゃんと吸えているか)
- 1日3度、薬を飲む
をしにきてくれていました。
呼吸状態はあまり酸素を吸えていないようであれば、酸素マスクが必要になるようで、同室にはつけている子もちらほら。
鼻水も咳も急にはよくなるものではないので、ひとまず鼻水が詰まることによる問題を解消して、授乳もしやすくするというような感じでした。
ちなみにRSウイルスにかかった患者さんは年齢問わず、同じ大部屋に滞在することになります。
入院3日間で退院!退院時の赤ちゃんの様子
結果、あまり大きく体調の変化はなかったですが、吸入・吸引によって少し楽になったのか、家にいたときよりはお乳も飲めていたように思います。
咳も少しおさまってきたように感じたのと、終始ごきげんがよかったこともあり、
「退院して数日後にまた様子を見せにくる」
ということで、退院が確定したのでした。
入院当初、最低3日は入院が必要だけど、重症化すればいつまで入院かは見込みがつかないと言われ、少し絶望感があっただけに、本当に3日間で退院できてよかったです。
付き添い入院で持って行ってよかったもの
急に入院が決まるので、夫にラインで必要なものリストを作って持ってきてもらったのですが、中でもこれは持ってきてよかったというものを羅列しておきます。
・保湿用のクリーム
・暇つぶし用の本
・タンブラー、水筒
・長袖の服
これらはあって本当に助かりました!
今回は夏だったこともあり、冷房ガンガンに効いているし、乾燥するんですよね…。
あとは、個人的には院内で食事を調達しないといけないので、コンビニかコーヒーチェーン店しかなく、そこがなかなかに辛いところでした。
なので、夫に気になっていた弁当屋さんやパン屋さんのパンを買ってきてもらったりして、これが本当に助かりました。
入院にかかった費用
入院、と聞くと「お金がかかって大変だったね」と言われることもあるんですが、乳幼児医療費の助成のおかげで、今回は生後2ヶ月の赤ちゃんの入院費および私の付き添い入院費もまったくなく、『0円』でした。
強いて言うなれば、私の食費くらいなので、1食500~700円程度なので4,000円ほどでしょうか。
赤ちゃんの様子が少しでもおかしいなと思ったら受診を!
乳幼児は、体調の変化がものすごく劇変化しやすいので、少し前に大丈夫そうでも急に苦しそうにしたりするそうです。
なので、赤ちゃんの様子が少しでもおかしいなと思ったら早めの受診をおすすめします。
今回我が家は幸いながらに、そこまで重症化せずに軽症で済んだ感じがありますが、場合によっては重症化していたら、家にいたときから大変なことになっていたかもしれない…と思うと、本当にぞっとします。
赤ちゃんは生まれたてはお母さんからもらった免疫があるから風邪ひかない、という話も聞いたことがありますが、赤ちゃんだってひくときはひきます。
もちろん、それに対して普段から手洗いうがいや、アルコール消毒などの対策をとることは大事ですが。
というわけで、世の中のお母さんお父さん、本当に日々子育ておつかれさまです!
それでは今回はこれにて。ではまた!