こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。
みなさん、グミの実って知ってますか?
Twitter上でこんなツイートをしたところ…
日本の里山の初夏の味覚といえばこれ。
グミ。このあたりでは、グイミと呼ばれる。
甘くて、少し酸味もあって、不思議なトロミがあり、最後に少し渋みがある。
そのまま食べてもおいしいし、せっかくだからシロップかジャムにしようかと。
ほんと食べるのが大好きな人は田舎は最高すぎる… pic.twitter.com/uX4AHsSKvj
— セイカ | 高知で田舎暮らし (@seyca_ktd) 2018年6月4日
たくさんの方にリツイートといいねをしていただき、
「幼い頃によく食べて、食べ過ぎてお腹壊したなあ」
「懐かしい…」
という声をよく聞きました。
そう思ったので、ちょっとグミの実について調べてみました。
幻の果実!市場に出回らないおいしくて懐かしい味「グミの実」って?
グミ科グミ属の木になる果実。
呼び方は地域性があって「ぐみ」と呼ぶところもあれば、私が住む高知県の山奥だと「ぐいみ」とみんな呼んでいます。
まるでその姿は宝石のよう。
どうも栽培が商売としてやるには難易度が高く、収穫期も短いことから、なかなか商品として市場に出回ることがないんだとか。
確かにTwitterでコメントをくださった方は、幼い頃に田舎で過ごしていたり、田舎のおばあちゃんちの庭にあったり、小学校の帰り道につまみ食いしたとか、そんな感じの方が多い様子。
そんな魅惑の幻のフルーツ「グミの実」ですが、どんな味かというと、甘酸っぱくて、最後に少し渋みがあって、トロンとした食感があります。
大量に食べるのもあれなので、今回はせっかくだから加工することに。
と思っていたところ、冷凍して食べるのもおすすめだと教えてもらったので、一部は冷凍にし、一部はジャムにしました。
幻の「グミの実」のジャムのレシピ
というわけで、グミの実を手に入れた方はぜひおためしくださいね。
材料
- グミの実(種ぬきした状態のもの) 260g
- 砂糖(今回は洗双糖を使用) 80g
- レモン汁 適量
作り方
- 水洗いする
- 沸騰した湯にグミの実をくぐらせる
- ざるで漉しながら、実とタネを分ける。お湯にくぐらせることで、簡単にタネが取れます!すると、こんなきれいな状態になります。
- 砂糖と濾したグミの実を鍋に入れる
- アクをとりながら、弱火でコトコト煮る
- 煮沸消毒しておいたビンにつめる
- さらに瓶詰めしたジャムを煮沸して密封すると保存性がより高まります。そして、完成です!
かなり少量だったので、ちょうど小瓶にひとつしかできなかったですが、我が家はあまりジャムの消費量も多くないのでこれで十分!
味が気になりすぎたので、いざ実食!
姉夫婦が「弥栄窯」というパン屋を営んでいるので、そこのブリオッシュと合わせていただきました。
ジャムを普段食べない夫も「これはうまいな!」とお褒めの言葉。
と自画自賛です。
加工品なら市場に出回っていてもおかしくなさそうだけど、それでさえもあまり見かけないのは、やっぱりグミの木自体が大量にあるわけではないからだなあ。
このグミの実を含め、こういう田舎だからこそ味わえないものって本当にたくさんあるんですよね…。
食べるのが好きな人、作るのが好きな人には田舎は本当に最高ですよ。
それでは今回はこれにて。ではまた!
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