「田舎はつまらない」はホント?田舎で子育てする私が思うこと




こんにちは。高知の山奥で田舎暮らしをしているセイカ(@seyca_ktd)です。

なんとなく田舎暮らしに憧れている部分はあれど、田舎ってつまらなさそう。

そんなイメージを持つ人って少なからずいますよね。

「限界集落」と呼ばれる高知の山間地で暮らし始めて3年目ですが、そんな私がずばり田舎で暮らしてみて感じたことをそのままお伝えしたいと思います。

  • 田舎で暮らしてみたい人
  • 田舎がつまらないから魅力を見いだしたい人
  • 田舎がどういうところか知りたい人

上記のような方はぜひぜひ読んでみてください!

わたしの「田舎暮らし」はこんな感じです

土佐ジロー

そもそも「田舎暮らし」と言っても概念が曖昧ですが、なんとなくほのぼののんびりとしたイメージを抱く方が多いかと思います。

私自身もそうでした。

セイカ
自分で野菜作って、鶏とヤギを飼って、かまどや薪風呂を使って、自分で繕う暮らしをするんだ!

これが高知移住前に私が抱いていた「田舎暮らし」のあり方でした。

念ずれば、わりとそれを形にしていくのは得意な方なので、今現在の暮らしもそのイメージと近い感じで暮らしています。

でも正直、この暮らしが成り立っているのは「パートナーありき」だと思っています。

もちろん地域の方の理解があってできることではありますが。

セイカ
一人だったらこんなに早く形になっていなかったし、途中で挫折していたかも…。家畜の世話も一人だったら大変だっただろうな…。

動物を飼うということは、それなりに責任が伴う行為なので、もちろんそこは責任持って飼っています。

それでも、実際にニワトリを飼うまでいじめがあるだなんて知らなかったし、鴨ももらうまでこんなにでかいなんて知らなかった。

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田舎と都会の大きな違いを2つ挙げてみた

もともと滋賀県出身ですが、京都や大阪など都市部に出るのに30分ほどあれば出て行けたので、わりと便利な暮らしをしていました。

実際、いわゆる「ど田舎」に暮らし始めて3年目ですが、

セイカ
ここは誰もが暮らせるとは思えないし、誰にでもオススメできるとも言い難いなあ

と、最近では思ったりします。

田舎と都会の大きな違いは以下に挙げる2つあると思っています。

1.文化的な「娯楽」を楽しむ機会が減り、生産的な「娯楽」が増える

今住んでいるのは、高知県の嶺北地域という山間地で、最寄りの駅まで車で片道40分。

町内の中心地まで行けるバスは1日4便。

近くのスーパーや銀行などがある中心地までは車で片道20分。

もはや車がないと生きていけないレベルのエリアです。

中心地に行けば、

  • ホームセンター
  • カフェ
  • コワーキングスペース
  • 銀行
  • 郵便局
  • 役場
  • JA
  • ガソリンスタンド
  • 総合病院
  • レストラン
  • 図書室
  • 文学館

などなど、普段の生活に支障はまったくないくらいの生活はできるし、最近では移住者増えてきており、座談会や勉強会などちょっとした娯楽も増えてきました。

それでもまだまだ娯楽を楽しむ文化が都会に比べて少ないので、常時映画を観れる場所だったり、ギャラリーがないので、絵画やフォトグラフィーに親しむ機会はかなり減りました。

「娯楽」と一言にまとめても、文化的なことだけでなく、山菜採りやお茶づくり、竹箒づくりなど生活にまつわる楽しみはもちろん都会より田舎のほうが豊富にあります。

でも最近になってありがたいことは、観たい映画はオンライン上でも簡単に見ることができるようになったこと。

場所を選ばずして好きなことをできる環境はじわじわと、今後ももっともっと拡がっていくのではないかと思っています。

 2.高齢者が多く、若者がまだまだ少ない

これは今後どこの地域でもみられることだから仕方がないことですが。

おじいちゃん、おばあちゃんから学ぶことはめちゃくちゃ多いです。

しかし、たまに

セイカ
若い人がもっと近くにいて、気軽に飲みに行ったり、おしゃべりできたりする人がいたらなあ。

なんて思ったりもします。

田舎がつまらないと思ってしまう理由は「クリエイティブ」になれないからだ

「田舎がつまらない」

「田舎で生きる意味は果たしてあるのか」

「田舎で過ごすことは人生を無駄にしている感がある」

 

…上記のように感じている人は、ただただ何かを生産することにつかれてしまったのか、はたまたつくることを諦めているか挑戦していないから。

あるものから選ぶことは簡単です。

ないから自分でつくったり、まわりの人と協力してつくりだす。

そこが田舎の一番の魅力だと私は思っています。

だからそもそも「つくる」ことを諦めてしまっている人、そもそも向いていない人はきっと都会に一度出た方がいいだろうし、その方が合っているんだと思います。

そういう意味で、私はもともと

セイカ
自分で野菜作って、鶏とヤギを飼って、かまどや薪風呂を使って、自分で繕う暮らしをするんだ!

と思っていた上、地域内の人もそれを受け入れてくださっているので、今住んでいる場所がめちゃくちゃ居心地がいいです。

ひとつひとつをこなしていくと、「あれもつくりたい」「これもやりたい」なんて風にどんどん刺激されて、やりたいことリストは常にいっぱい。

でもこういうやりたいことがどんどん出てくるのも、高知の山奥にたどり着く前に、日本の農村や世界のあっちこっちを旅して、「自分の人生にとりいれたいものリスト」をつくっていたからだと思うんですよ。

だから、田舎であろうと都会であろうと、日本であろうと海外であろうと、ちょっと行き詰まったら環境を変えて、自分の気になることを体験したり実際に見てみたりするのはオススメです。

田舎で子育てをしていて思う、子どもの将来のこと

私たち夫婦が「ここだ!」と思って、高知の山奥に暮らしていますが、自分の子どもも私たち同様に自分の好きな場所を選んで暮らしてくれたらと思っています。

もちろん、私たち夫婦が好きで居ついている場所を好きになってくれることほど嬉しいことはありませんが、そこには子どもの人生がある。

高知の山奥で暮らし続けている限り、やはりみれないものや体験できないものもたくさんあります。

そういう意味でも、子どもが「これをみてみたい」「これをやってみたい」と思うことがあるのであれば、生まれ育った場所に執着することなく、好きな場所でイキイキ暮らしてほしいと思うのが親心。

なので、「親のことがあるから田舎を離れられない」というのは、自分の人生を生きれていない言い訳の一つだから、親が元気であるならば余計に一度外に踏み出してみると人生きっといい方向に動くはずです。

人間は誰しもが結局「ないものねだり」なのかもしれない

これよく思うことなんですが、やはり田舎に住んでいたら都会に憧れるものだし、都会に住んでいれば田舎に憧れるもんだと思うんですよね。

もちろん田舎で育って田舎がいいと思う人もいるし、都会で育って都会がいいと思う人もいるけど、割合とすれば前者が多いのでは。

私自身、祖父母が東京・大阪という大都会に住んでいて、「おばあちゃんちにいく」ということは大都会に繰り出すということでした。

だから自然な流れで「田舎のおばあちゃん」に憧れを幼少期から持っていました。

それが積もり積もった上に、実際に田舎を見て回って、滞在して、めちゃくちゃよかったので、

セイカ
田舎で暮らしたい!!!

という欲望がさらに深まり、今に至っている気がしています。

生半可ではなく、結構本気で田舎に住みたい欲。

これが私が田舎暮らしを楽しんでいる根本的なところです。

しかし、「なんとなく都会に疲れちゃったから田舎に住んでみたいなあ」ってポンとお試し的に住んでみて、ダメだったらやめて帰るみたいなのも全然アリだと思います。

そういう意味でも、田舎暮らしに憧れて、いきなり家を買ったり、大規模に畑を借りたりっていうことはオススメできませんが。

というわけで、

  • 田舎で暮らしてみたい人
  • 田舎がつまらないから魅力を見いだしたい人
  • 田舎がどういうところか知りたい人

という方々のなにか参考になれば幸いです。

それでは今回はこれにて。ではまた!

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