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初産の妊婦の出産レポート!本陣痛から6時間の安産でした。

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こんにちは。セイカ(@seyca_ktd)です。

ブログをすっかりお休みしていて、気がついたらもうすぐ1ヶ月経つところでした。

この1ヶ月は本当に自分の人生史上でもなかなかの濃密さでしたが

セイカ
とにかく世の中の母親をリスペクト!

の一言に尽きます。

そんな私も11月2日に3500gの男児を出産したので、そのときの出産レポを綴っておきます。

予定日過ぎても生まれてこない赤ちゃん

予定日は10月27日でしたが、お腹がさがってきたくらいで、それ以外の兆候は一切ありませんでした。

予定日過ぎての検診でも「まだまだ生まれそうにないね〜」と言われ、とにかく凹む日々。

 

我が家から病院までは1時間半弱かかるので、前もって近くの宿泊施設に泊まり込んでいたのですが、なかなか生まれてこない赤ちゃん。

予定日を過ぎると、いろんな方が気遣って「生まれた?」という声かけや連絡をくださったんですが、逆にそれがプレッシャーに感じてしまい、挙げ句の果てには旦那さんの前で号泣。

本当にお腹の中に赤ちゃんがいるのかどうかも疑わしくなったり、生まれてきたくないんじゃないかとかネガティヴな思考になりっぱなしでした。

「お腹の中の居心地がよいのね」という言葉もよくかけていただいたんですが、そのときの自分には逆効果で、とにかくなんで生まれてきてくれないのか悲しさが増す一方でした。

生まれてきてくれた今なら、必ずいつかは出てきてくれるから、

セイカ
数日、数週間くらい気長に待てよ

って思うんですけどね。

出産レポートを時系列にまとめてみた

さて、そんな気持ちの中で生まれてきてくれた赤ちゃん。

なかなか生まれてきてくれない赤ちゃんは、私が旦那さんの前で号泣した翌日に出てきてくれたのでした。

赤ちゃんって本当に神様みたいだな、と思いながら、赤ちゃん自身が誕生日を自分で選んでベストなタイミングで出てきてくれるって本当のことなんだなあと感じました。

11月2日に大きな産声をあげて生まれてきた、元気な大きな男の子。

その子の出産を終えて入院中に時間があったので、ツイッター上でシェアしたもの。

「前駆陣痛」という、いわゆる陣痛の練習みたいなものはその11月1日の夜中からはじまりました。

そこから計算すれば、ちょうど24時間くらい出産までに時間がかかったことになるのですが、定期的な痛みになり、陣痛が本格的にはじまったのはちょうどお産まで6時間前のことでした。

10月30日

AM7:00 おりものに糸状の血の混ざっているものがでる

11月1日

AM2:00 鮮血のおりものが出て、これがおしるしだと気がつく

その後AM6:00まで不定期的な腹痛に襲われ、一度はおさまるものの、昼頃から再び不定期的な腹痛がやってくる

PM7:00 痛みが増してくる

PM9:00 痛さが7~10分間隔の定期的な痛みに変わり、再び糸状の血の混ざったおりものが出る

PM10:00頃 病院に電話をし現状報告すると「すぐに病院にきてください」との指示

PM10:30 病院到着次第、内診をし、子宮口が4cm開いている

PM11:30 5分間隔の陣痛。まだ笑う余裕は残っている

11月2日

AM2:30 3分間隔の陣痛。子宮口は6~7cm。すでに発狂気味の状態になっている

AM3:00頃 子宮口8~9cmになり、動けるうちに分娩台へ移動

いきみたいけど、まだ子宮口が全開(10cm)になっていないので、いきむのを逃していると、ここで破水

先生が到着し、赤ちゃんの首にへその緒が絡まっているので、急遽、会陰切開をすることになり、バチンバチンという音が響き渡る…。

さらにはなかなか出てこれないので吸引分娩といって、器具を使って赤ちゃんを引っ張り出す。それと同時に思いっきりいきむように指示され、とにかくがんばっていきむ

AM3:30 赤ちゃん、無事に出産!その後、会陰切開部分を縫合。

その後、赤ちゃんのお股にコブがあったので、急遽医療センターに搬送されることになり、いきなり母子別々を強いられたのでした。

しかし私の体力もすでに限界を迎えており、分娩台の上で力尽きるものの、母体の様子を見るということで2時間も分娩台の上でウトウト…。

個室に移動できたのはAM6:30のことでした。

いやー、1日がとにかく長かったです。

初産にしたら本陣痛から数えると6時間という順調なお産で、助産師さんからも「早かったね〜」と言われますが、赤ちゃんが緊急搬送されたり、急遽会陰切開や吸引分娩になったりで、私的には超難産でした…。


出産を終えて思うことと、これから出産を控える妊婦さんへのアドバイス

陣痛ってどんな痛みなのか、ちょっとわくわくしていた部分もありましたが、噂に聞いていたように生理痛のひどい痛みや下痢の最高レベルの痛みでした。

とにかく痛いんだけれど、おもしろいのは、1分くらい痛くなったらまたその痛みが嘘だったかのようにケロッとして、10分後にまたその痛みが襲ってくるという…。

さすがに子宮口が徐々に開いてくるにつれて、その痛さもどんどんきつくなってくるので、正気を保つのが限界に達します。

子宮口6~7cmあたりから、私はすでにうなっていました。

分娩台に乗ったあたりには、全力で叫ばないと気が狂いそうになっていたくらい。いや、もはや狂っていました。

でも声出して陣痛を耐えるのは、なかなか体力も使うし、めちゃくちゃ喉が乾くのであまりおすすめできません…。

本当に産んだ直後は、世の中の何人も子どもがいるお母さんは本気でバカなのかと思ったほどに痛くてつらかったです。

しかし産んでしばらく経つと、赤ちゃんも愛おしすぎるし、2週間くらい経過しちゃうと、あの陣痛の痛みもケロッと忘れて、次の子どもほしいな、なんてことを考える余裕もできちゃったりしているので、お母さんって本当にすごい生き物だなあって思います。

改めて出産を終えて、本当に妊娠生活はほんわかしていてしあわせだったなあと思います。赤ちゃんと一心同体の状態でいられる10ヶ月間って長くて短い貴重な時間だったとも今なら思える…。

最後に、これから出産を控えている妊婦さんへ。

陣痛で笑っている余裕があるうちにぜひともおしっこへ頻繁に行くようにしておくのがよいです。

笑う話かもしれないけれど、これは切実です!

陣痛がひどくなってくるとトイレに行く余裕がなくなり、あまりに行けていない時間が長いと、分娩台に乗ったときに尿道に管をいれられるんですよね…。

陣痛も痛いけど、この管を入れられる痛みも相当痛くて、正直陣痛よりもこの時の痛みと、会陰縫合の痛みのほうが私はつらかった…。

というわけで、トイレには頻繁に行くことをお忘れなく!

それでは今回はこれにて。ではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

91年滋賀県生まれ。元本山町地域おこし協力隊。 夫婦で林業をやりながら、セルフビルド家づくりに挑戦中! カナダに永住する予定が、高知に移住し、山師の夫と結婚。3歳娘、5歳息子と4人で山暮らし。2023年10月にはもう1人家族が増える予定。 ヤギとニワトリとカモも飼っています。