こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。
高知に移住する前からずっとずっと飼いたかった「ニワトリ」と「ヤギ」。
もはやこの子たちを飼いたくて、高知に移住したといっても過言ではないほど。
昨年8月に参加したいえづくり教習所も大工技術を習得するための1ヶ月間のスクールなんですが、これもまた「ニワトリ」と「ヤギ」の小屋を建てたいがために参加したのです。
ニワトリを飼うことになるまでの経緯
移住してからもずっと「ニワトリ」と「ヤギ」が飼いたいという話をあちこちでしていました。
すると、たまたまお話した方が高知の地鶏、土佐ジローを飼育されている方と知り合いだったのです。
そのときまわりにいたおじさんたちからも「そうやそうや、土佐ジロー飼いや〜!」なんて声を受けつつ、気がつけばニワトリが我が家にやってくる日も間近になってきたというわけです。
(引用先:土佐ジローについて / はたやま夢楽)
土佐ジローといえば、この写真のニワトリのこと。
高知県特産の土佐地鶏の雄と、アメリカ原産のロードアイランドレッドの雌を掛け合わした子のことです。
飼育条件も縛りがあるのですが、これがまたとっても素敵。
<主な飼育条件>
・鶏舎と放飼場の組み合わせによる「放し飼い」
・放飼場は太陽光が差す為に屋根がなく、下は大地である。
・穀物飼料は遺伝子組み換えでないもの、
そして、PHF(穀物収穫後に農薬などを散布しないもの)を食べさせる。
・カボチャ・ピーマン・野菜などの緑餌を与える。
・雌雄同居飼育(採卵養鶏のみ)(引用先:土佐ジローについて / はたやま夢楽)
これはまさに自分も飼いたい方法でした。
我が家に土地はあるので、ニワトリ小屋さえ建てればいつからでも飼える!しかし、いつニワトリ小屋を建てようか。
…と悩んでいたときに彼がクリスマスプレゼントに作ってくれるという話になったのです。
ありがたい!
ちなみに写真や文章を引用させていただいているはたやま夢楽で、昨年12月に住み込みでバイトしていたので、そのころから土佐ジローには魅了されていたのです。ほんと、はたやま夢楽の土佐ジローのおいしさは別格です。高知県内はもちろんのこと、県外からでも来る価値は大いにあり!むしろ来ないと損してると言ってもいいくらい。
実はクリスマスにまた訪れる予定なので、その話はまた改めて。
期限はクリスマスまで!鶏小屋づくり、はじまる。
今日までに地面を丸太でしめて、地盤を固めておいたところから水平とってるところがこの写真。
わたしと愛犬リンはしばらく見学。
このリンさんのうしろにあるアスファルトって書いてある紙は屋根の防水シートとして使うんですが、今回は小動物が土を掘ってニワトリをやっつけないように贅沢に地面に使います。
そして午後からはわたしもプレカット班(手刻みだけど)で参画!
ひたすらこの後も継手と仕口を刻みまくる。
簡単にこの工程の説明をすると、パズルみたいに2つの材木を組み合わせてがっちり強く組み合わせるためにやる工法のことで、昔から木造の日本家屋ではつかわれてきた技。
今回もその技を自分でできる範囲内で取り入れながらつくります。
さらに刻むこと1時間…。
愛犬リンが寒そうにしてるので草をかぶせてみたら、落ち着いた様子。
これで刻みの作業もなくなったので、ここからは彼がひとりでがんばって、床張りまで終えていました。
あと丸2〜3日あれば完成するとのこと。
そんなこんなで、我が家にニワトリがくる日も間近!
家の内装も、外回りもどんどん日々成長していて、「大人の図工」って感じで、毎日たのしんでます。
ここの暮らし始めてありがたいのは、自分がやりたいと思ったことをすぐに実現できる環境にあること。
住宅街にいたら、きっとこんな風にトントン拍子でうまくいかない気がする。
今住んでるところは本当に山と川の間で、車の通りもそんなにないし、ご近所さんとも程よい距離。
そしてなにより借りたおうちには廃材や材木がたくさんあって、それを自由につかわせてもらえることもまた実現しやすい環境の理由のひとつ。
本当にありがたいことです。
恩を受けたら、その恩をだれかに送れるような人間になりたいと願う今日この頃です。
というわけで、今日はこのあたりで。それでは! SNSでも発信中!