仕掛けたわなにはじめて鹿がかかった!そこから考える自分と狩猟のこれから




こんにちは。せいか(@seyca_ktd)です。

原因不明の高熱に一晩うなされ、謎の発疹が顔面を覆い尽くし、丸2日安静におうちでまったり過ごしております。

さて、昨年末に地元の猟師さんと仕掛けたわな。

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なんと今月19日に初獲物を仕留めました。

そのときの感情を忘れておきたくないので自分のための備忘録としても書き綴っておきます。

初めてのわなで仕留めた鹿を、食卓の上で「いただく」まで。

セイカがかけたわなに立派な雄鹿がかかってるで!」と、彼からメッセージをもらい、夕方に一緒にわなを仕掛けた猟師さんにお願いして、止めさしの仕方を習いました。

今現在、くくりわなを2カ所、箱わなを1カ所の計3カ所にかけています。

これはわな猟をやっている方の中ならダントツ少ないのではなかろうか。

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そんな今回は、裏山の一歩入ったところのくくりわなに鹿がかかっていました。 

左の後ろ足をくくられ、逃げようとしばらく抵抗をしたようですが、すでに諦めきっていて、わたしたちがそこに着いたころには覚悟を決めていたような表情。

動物って死を目前にすると、すべてを悟って涙を流したりするんですよね。

この子も涙は流しはしなかったけど、目で訴えているかのようでした。 

ベテランの猟師さんが持参した樫の枝で、おでこを狙って2発、3発なぐって失神した後はすぐに血抜き作業。

猟師さんが鹿に対してやさしい言葉で何度も慰め、「許せよ」とボソッと呟く姿はなんとも印象的で今思い返しても泣きそう…。

でも、「いただきます」の本質ってここにあると思うんですよね。

野菜や米や果樹も声にはしないけど、同じ原理なわけで。

鹿肉を余すところなく、いただきます。

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さっそく仕留めた鹿を解体して、熱を取ったあとの鹿肉。

この日のメニューは「背身・内背身の刺身」「心臓のサイコロステーキ」「モモ肉の赤ワイン煮」。あと土鍋ごはん。

刺身に関して言えば、生食はE型肝炎の恐れがあるので極力加熱して食べましょうということはよくよく聞く言葉。

これは完全に自己判断、自己責任で。

わたしもちょっとでも体調がすぐれない時は絶対に口にしないようにしています。

山の中での暮らしにおける獣との付き合い方

ここでは猟をして、人間も自分の縄張りを動物側に見せないと、自分たちがここで生きていけなくなってしまう。

動物が決して悪いわけではなく、恵み豊かな森を保つことができなかった人間側に大いに責任があるんです。

国や県は、積極的に鹿や猪の個体数が年々増えているにも関わらず猟師がそれに反比例して激減しているから、猟師を増やしていく必要があると提唱しています。

もちろんそれもそうなんだけど、それと同時に同じくらいに力をいれるべきなのが「森づくり」「山の環境保全」だと思うんです。

確かに山の食害をなくすためには個体数を減らすことも大切だけど、彼らの生きやすい環境を山に戻してあげるのも、人間の勤めなんだろうなあ。と、こんなえらいこと言ってもわたしができることなんてちっぽけなもんですが…。

狩猟ブームである今ですが、仕留める瞬間も解体する瞬間も、何時だってそこにある命はリスペクトしたい。

だからわたしは狩猟中には写真を撮ろうと思いません。ファインダーはそこには向けられない。

その命を余すところなく活用してあげたいと思うのは人間からみたエゴイズムではあると思うんですが、そこらへんは徹底したいと思っています。

だから食べられるところはとことん食べ尽して、命を循環させる。皮や角、できれば骨も暮らしに落とし込めるように何らかの加工をしていきたいと思っています。

だからこそ、わなも仕掛けているけど、自分が消費出来る分くらいのわなしか今はかけないでいようと思ってます。

そりゃかけたらかけて捕まえただけ、報奨金ももらえたりはしますが、そこじゃないと思うんですよね…。

そんなことを考えながら、日々狩猟に関しては向き合っております。

それでは、今回はこれにて。ではまた。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

91年滋賀県生まれ。本山町地域おこし協力隊、 猟師見習い、フォトグラファー、ライターやってます。 カナダに永住する予定が、高知に移住し、山師の夫と結婚。0歳の息子と3人で山暮らし。 自分らで切った木で家をセルフビルドするのが直近の目標!