こんにちは!高知の山奥に移住して3年目のセイカ(@seyca_ktd)です。
あなたは「油」について考えたことがありますか?
私は以前からずっと油絞りをやってみたかったんですよ。
「え!油って自分で絞れるの?」
「絞りたての油ってどんな味?」
などなど、油に興味のある方はぜひ読んでみてください!
油は「鮮度が命」って知っていますか?
油だって、野菜と同じように生きているんです。
そもそも油はタネから抽出したもの。
油が劣化するにつれて、酸化によって油の質がガクンと落ちます。
匂いがおかしかったり、油の切れが悪かったり、揚げ物をしたときに泡が消えなかったり。
古くなった油をいつまでも使っていると、体に蓄積され、それが病気を招くことがあります。
だからこそ、油はできるだけ鮮度のいいものを選ぶことが大事なのです。
使う道具は「非電化工房の搾油機」
購入したのは「非電化工房」という電気を使わずに暮らすこともできるのだという発明を世に示している素晴らしいアトリエ。
除湿機、冷蔵庫、もみすり機、シェーバーなど、「え!こんなものも!」という電化製品を販売したり、現在も研究開発されています。
そんな中でもずば抜けて気になったのが、搾油機でした。
詳しい構造や原理などが気になる方はみてみてください⇒非電化工房の搾油機ををみてみる
「コールドプレス」という低温圧搾式、昔でいうところの「玉絞り」という方法で油を絞ることができる機械なので、原料そのままのよさを生かした油絞りができます。
実際に「ごま油」を絞ってみた
試供品で煎りゴマが500cc分ついていたので、それを今回は使って実験的に絞ってみました。
掃除がしやすいように、ステンレスのいれものに不織布の袋を使って、その中にゴマを投入します。
今回は90gで実験。
ごまを計量できたら、その上に重石をのせます。
そして搾油機に設置したら、あとは圧力をかけて絞っていきます!
この小さな穴部分から、油が滲み出てくるようになっています。
何度か油圧ポンプを押していくと…
ドバドバドバァァァアア…!
すごいゴマの香りが広がってきます。
もはや油の香りではなく、ゴマそのものの香りです。
こりゃすごい!!!!!!!
すべて搾油しきったらこれだけできました。
計量してみたら9g…。
と思った以上に油を絞れる量が限られていて衝撃的でした。
ちなみに非電化工房さんが搾油機を使って、煎りゴマから油を絞ったら、原料91.4gから、24.6gの油が採取できたそう。
原料を長期間放置していたことで、油分が多少飛んでしまったこともあるでしょうね…。
それでも絞った油は、サラダのドレッシングとして非加熱で食べたのですが、今まで食べたことのない香りに魅了され最高においしかったです…。
贅沢すぎる。
搾油機買ったけど、趣味的に楽しみます
原材料調達するのがめちゃくちゃ大変そうなので、
- ゆず
- ツバキ
- お茶の実
あたりを、非加熱用の食用油と、保湿用に使えるように絞ってみようと思います!
油絞ったときの感動はいろんな人に知ってほしいので、民泊受け入れ時とか来客があったときにやるのもよさそうですね。
それでは今回はこれにて。ではまた!