2児のママのセイカ(@seyca_ktd)です。
ご存知の通り、「液体ミルク」とは粉ミルクとは違い、お湯で溶く必要なく、そのままあげられるミルクのこと。
しかし、そんな便利そうな液体ミルクですが、巷では「危険だから飲むな!」という意見もちらほら見受けられます。
実際、我が家は母乳育児で育てていますが、母乳育児って結構繊細なもので、精神的にしんどいことがあったり、食事や睡眠がまともに取れていないと出にくくなることがあります。
そんなときに粉ミルクはもちろんですが、災害用に普及しようとされている「液体ミルク」はかなり便利なものだと2人の子どもを育てていて思うのです。
目次
液体ミルクが危険で飲むな、と言われる理由
2018年8月から日本でも販売されることになった「液体ミルク」。
もともと海外では以前より使われていたものの、日本では厚生労働省の規制によって導入できなかったようですが、その規制がようやくなくなり、解禁となったのです。
今まで規制されていた液体ミルクをどうしてこのタイミングで解禁することになったのか。
便利でありがたいけど、やっぱり安全性の面が心配ですよね。
液体ミルクは一般で売られている粉ミルク同様、どうしても保存性を考えて、ある一定の添加物は入っています。
しかし、何がそこまで懸念されていたかというと「液体ミルクを使い切ることができるかどうか」なのです。
実は液体ミルクを他のパックで売られている牛乳同様に使いかけの状態で保存し、飲ませたりすると、どうしてもリスクが出てくるのです。
以下で説明していきます。
液体ミルクは使い方をまちがえると赤ちゃんが死ぬかもしれない!?
…そう聞くと、恐ろしくて使うのにたじろいでしまいそうですが。
それぞれメーカーは必ず液体ミルクの正しい使い方を提示してくれています。
ミルクを与える前に…
【清潔】ご使用の前には必ず手を洗いましょう。清潔な器具を使いましょう。
【安全】飲み残しは与えないでください。また缶のまま与えないでください。
引用元:明治ほほえみらくらくミルクより
飲み残しを与えることが一番小児科の先生方も注意してほしいようですが、
確かに液体のほうが粉になっているものよりも、雑菌が湧きやすく、それを摂取するとどうなるかってことは簡単に想像ができますよね。
実際、海外で液体ミルクを使用している場合でも死亡にまで至った例はないようですが、食中毒になったことは報告されているようです。
しかし、それは飲みかけのものを使ったからです。
なので、液体ミルクを使う上で一番大事なポイントは「使いかけであっても、もったいないと思わずに捨てる」ことです。
実際液体ミルクの殺菌方法は未開封状態であれば、粉ミルクの殺菌方法よりも確実に無菌の状態といえるそうです。
粉ミルクも使いようによっては危険性はあるものの、液体ミルクもそれと同等と考えれば、液体ミルクも粉ミルクもそれぞれ使用上の注意を守りながら、うまく活用していけるといいですよね。
液体ミルクの安全性は本当に大丈夫?
そうは言っても「やっぱり液体ミルクの安全性が心配…」と思う方は一定数いることと思います。
そもそも液体ミルクを導入しようとして、法整備がされるまで9年もかかったということを聞くと、
と思いますが、それは液体ミルクにかかわらず、災害時の仮設住宅やその他の案件をみていても、そのスピード感の遅さには辟易することが多いので、仕方ないのかなとも思います。
実際は、現存する乳製品とはまったく別物になる上、海外ですでに液体ミルクが使われていると言っても、日本人の体質にあったものに作り変えるための栄養を考えたり、またそれ用の添加物を使えるようにするために、関係する業界や関係者の方と調べるところから始めたことで、時間がかかったと聞きました。
災害時だけでなく外出時でも活躍してくれる「液体ミルク」
さて、そんな「液体ミルク」。
粉ミルクで育児していた方は、お湯や粉ミルク、哺乳瓶…と荷物の量にうんざりすることがあると思いますが、そんな問題を解消してくれます。
まだまだ値段が粉ミルクと比べると、だいぶ高めではありますが…。
なんといっても、常温保存が可能なのがめちゃくちゃありがたい。
必要なものは液体ミルクと哺乳瓶だけ!
今までこんな感じの、使い捨ての哺乳瓶は存在してましたが、より画期的な商品があるようです。
それはなんと「液体ミルク用の乳首」!!!
こちらは2019年11月29日より全国のアカチャンホンポと、ネット販売「オムニ7」で販売されるようになるので、より簡単に液体ミルクを使えるようになります。
ちなみに気になる乳首のお値段は500円で、お手頃価格なのもまた嬉しいポイント。
アカチャンホンポで液体ミルク用乳首を見てみる>>ChuChu 紙パック用 乳首
この記事が乳幼児育児をされている方の参考になれば嬉しいです。
お互い無理なく、こういう便利グッズもうまく活かしながらのびのび子育てしていきたいですね。
それでは今回はこれにて。ではまた!