現役地域おこし協力隊員が語る「地域おこし協力隊」としての活動のあり方




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こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。

今日は「地域おこし協力隊」に関しての話。

過疎化した地域はおこせるのか?



Facebookでチラッと友人知人がシェアしていて気になった記事がありました。

参照:地域おこし協力隊に思うこと。/コヤジュンジ

ここで気になったというか、ついつい頷けちゃうフレーズがありました。


【地域おこし協力隊の「協力」とは】

私は勘違いをしていた。私のような都市部から来た人間がその経験を生かして、地域「に」協力することだと思っ
ていたのだが、どうやら逆で、若者の「地方で生活したい」「地域社会に貢献したい」「自然と共存したい」等というニーズに地域「が」協力して、過疎地に住んでもらう制度であるようだ(としか思えなかった)。

引用先:地域おこし協力隊に思うこと。/コヤジュンジ


ほんとまさにこの通りなんですよね。

これからこのことについて踏み込んで書いてみます。

高知県の本山町の地域おこし協力隊の場合。


ここに住む前は滋賀県の高島市というところに姉と2人で1年半ほど住んでいて、わりとそこでの暮らしも満足はしていたものの、もっとさらに土に近い場所で暮らしたい、と思い始めました。

それから、ここ高知県の本山町に移住して、2016年4月から「地域おこし協力隊」として働き始めます。
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本山町に来てから、毎日が驚きとわくわくの日々の連続。

自分のやりたいことを公言することで、ありがたいことにそのすべてに対してまわりの方が誰かしら背中を押してくれることが多く、すでに移住前にやりたいと思っていたことが、この一年未満で実現し始めています。

そう、コヤジュンジさんの言われるように、ニーズに地域「が」協力してくれているのです

この地域は、「地域おこし協力隊」の制度を導入して以来、定住して就職、あるいは起業した方も多くいるので、地域住民の方の理解もあり、とてもそれがありがたいと感じる機会が多いです。

もちろん未だに【協力隊】とつくから、「わたしたちの暮らしにおいての困ったことに協力してくれるんでしょう?」なんて質問をされる方もいらっしゃいますが、その方が少数なくらい。

そもそも「地域おこし協力隊」の制度は大きく分けて2つあり、「ミッション型」というそれぞれ目指すものに特化して活動を行うものと、「フリー型」という、言わば、特に枠が決まっておらずジャンル問わず自由に活動内容を設定できるというものがあります。

わたしの住む地域は、「ミッション型」で、わたしのミッションは農業振興。最初の面接を受けた感覚でいうと、代々受け継がれてきた棚田の担い手が減少傾向にある今、それを受け継ぐ人を求めている、という印象を受けました。

でも実際はそれを強要するわけではなく、自分が任期満了後、いかにして、この地域で生きていくかを考えて実際動くことに、この地域は重きを置いてくれています。

そんな考えがあるから、副業の模索も許されているので、農業に直接関係ないことでも、自分がやりたいことを自由にやらせていただいてます。(もちろんメインは畑作業とかだけど)

わたしがこの地域でやりたいことって?


まわりの協力隊員を見てても、地域「を」おこすためにはなにができるか?ってことを自問自答してる方って多く見受けられて、わたしは一方で「あなたはなにがやりたい?」と尋ねられて、出てくる答えがすべて自分のためのもの

「狩猟がやりたい」
「野草を暮らしに取り入れたい」
「畑がやりたい」
「加工品をつくってみたい」
「田んぼをやってみたい」
「麹をつくりたい」
「おばあちゃんの知恵を習得したい」
「ニワトリとヤギを飼いたい」
「かまどをつくりたい」

などなど…。(※「地域おこし協力隊」の業務以外に趣味としてやっているものも含む)

これってすべて地域のためにしているんではなく、自分がずっとやりたくて、これを実現したいからここに来たようなもの。

もちろんここで暮らしてきた先人たちありきの今の暮らしがあります。

でもこう自分がやりたいことを常にやっていると、ストレスフリーで、まわりの人に当たることもないから、のびのび生きられるし、そういう暮らしを営んでいると、まわりもそれに感化される気がするんですよね。

1つ例を挙げるとすれば、少し感じるのはかまどを作ったことで、まわりが感動してくれることが本当に多いんです。
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参照:愛農かまどプロジェクト /セイカの暮らし便り

「おくどさん(かまど)を使いたい子なんておるんやねえ」
「こんな若い女の子がこんな立派なものつくれたんやねえ。」
「ひさしぶりにかまどで炊いたごはんなんて食べたいわあ」

なんて言葉をいただきます。

かまど1つとっても、これだけの言葉をいただけるので、自分がやりたいことを実現することで、勝手にまわりの人たちにもいい風を送れるんじゃないかって思います。

地域「を」おこすということ
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地域「を」おこそう!なんて考えで活動して、自分の本当にやりたいことをおろそかにしていると、きっと自分の心身が疲弊してしまいます。

そうなるくらいなら、自分のやりたいことをやって、キラキラしてる姿をまわりにみせるのが一番いいと思うんですよね。
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【類は友を呼ぶ】とはよく言ったもので、キラキラしてるひとたちがいれば、そこに人は集まるんです。

わたしも昨年参加したいえづくり教習所をきっかけに、高知に移住しようと思ったのは、そこに参加していた方が、見たこともないくらいキラキラした大人たちがいっぱいいたから。

観光スポットを変につくらなくたって、そこにキラキラした人がいれば、その人を尋ねて行く人は必ずいます。

そうやって交流人口は勝手に増えていくものだと思うから、とにかく毎日自分がやりたいと思う、目の前にあることをやればいいのです。

そう思って今、わたしはこの町で「地域おこし協力隊」として活動しています。

限りある時間、精一杯自分のためだけに使えばいいのです。

最近聞いた言葉で感動したのは、「そこに定住できなくたって、失敗ではない。自分の人生を歩めればそれでいい。」という言葉。

わたしもまだまだ1年目でどうなるかわかりませんが、この地域が大好きだから、この地域で暮らしたいと思ってます。

仕事もやりたいことをやっていけば、点が必ずや線につながるはず。

わたしの彼も協力隊OBですが、任期中に「協力」できる人は少ない。けど、その結果として居付くことができれば、過疎地の存続に「協力」できることは間違いない。」と。

それはこの町で暮らしているOBやOGの方を見ていて、「確かに!」と納得。

というわけで、今回はこれにて!それでは!

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ABOUTこの記事をかいた人

91年滋賀県生まれ。本山町地域おこし協力隊、 猟師見習い、フォトグラファー、ライターやってます。 カナダに永住する予定が、高知に移住し、山師の夫と結婚。0歳の息子と3人で山暮らし。 自分らで切った木で家をセルフビルドするのが直近の目標!