2児のママのせいか(@seyca_ktd)です。
我が子たちは2人とも完母で育てましたが、赤ちゃんが生まれてまもない頃って、授乳がなかなかうまくいかず、
「乳首がすりきれてしまって痛い…」
「乳首が痛すぎて、母乳育児つらい」
なんてことを感じるお母さんってきっと多いと思います。
乳首トラブルがひどくなると、自分でも見ていられないほどだったのですが、そんなときに役立った乳頭ケアのためのオイルやクリームをご紹介していきます!
「乳頭亀裂」という乳頭が裂けたような状態になると、血が出たり、本当に痛々しいことになるので、そうなる前に早めに乳頭ケアをしていきましょう。
母乳育児をサポートしてくれていた助産師さんにもおすすめしていただいてた乳頭ケアができる「乳頭クリーム」なので、乳頭トラブルのあるママの一助になれると嬉しいです。
目次
乳頭トラブルの原因。なぜ乳首が傷つくのか?
乳頭ケアが必要になるのはどうしてなのか、簡単にご説明します。
赤ちゃんの吸いかたが下手くそ
私の姉の場合はこれでした。
赤ちゃんのおっぱいの吸いかたの問題でした。
とっても浅吸いで、すぐにおちょぼ口になるから、先端部分しか吸ってないんですよね。
結果、すりきれるだけではなく、血豆がいくつもできるほどに…。
お母さんの乳首が吸いにくい
赤ちゃんの吸いかただけでなく、お母さんの方の乳首が吸わせにくい形だということも原因のひとつ。
扁平乳頭の方であれば、産院でも指導はあるでしょうが、「保護カバー」を使うと問題なく吸わせられるお母さんが多いようです。
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乳首が乾燥し切れやすい状態にある
唇とかと一緒で、乳首も乾燥しすぎていると、やはり切れやすくなります。
乳頭ケアをしてあげることで、乾燥が原因の方はすぐに改善されることかと思います。
乳頭トラブルを回避するための予防法
上記では乳頭トラブルが起きる原因を紹介しましたが、それではその予防策はないのか?ということで、自分の経験を踏まえてご紹介します。
赤ちゃんが乳首をしっかりくわえられるように補助する
これは新生児期は特に大事なことです。
赤ちゃん自身もおっぱいを吸うのがはじめてなので、どこまで吸ったらいいかわかりません。
私も母乳育児推奨の産院だっただけに、この指導はとても厳しかったですが、赤ちゃんが母乳を吸いやすいポジションというのは確かに存在しているので、乳首を傷つける前に、確実にポジションを確保してあげることも必要です。
乳頭マッサージを行う
おっぱいが張ると乳首が切れやすくなってしまうので、これを少しでも軽減するために乳頭マッサージは有効な方法です。
その乳頭マッサージにも使えるクリームやオイルを以下でご紹介していきます。
お乳が痛いなと思ったら試してほしい乳頭ケア
少しでも痛いなと思った場合、以下のことを試してみてください。
1.乳頭マッサージをクリームやオイルを使って行う
乳頭保護のために、乾燥は避けたいので、やはりこういう乳頭ケアのためのクリームやオイルは使いたいところ。
2.乳頭マッサージを行う
赤ちゃんの吸い方が下手くそで乳頭が傷つくこともあるのですが、乳頭マッサージをすることで、少しでもお乳の出を促進してあげると、赤ちゃんも吸いやすくなるかもしれません。
最初の頃はとにかくトラブルがつきものですが、できることはやっておいて損なしです。
3.母乳パッドで乳頭を守る
少しでも痛いなと思ったら、導入してほしいのが「母乳パッド」。
あるとないとでは全然違います。
乳頭が衣類と擦れるとより悪化して痛いし、血やお乳で服が汚れることも避けることができます。
乳頭ケアにおすすめのクリーム・オイルを厳選3つ紹介するよ
実際に使っていたものですが、断然人気の「メデラ」の乳頭クリームはやっぱり大活躍でした。
1.Medela メデラ 乳頭保護クリーム ピュアレーン100 7g 天然ラノリン 100%
7gで985円なので、決してお安い値段ではないように思いますが、まちがいなく母乳育児で辛いママを救ってくれる必須アイテム。
どのクリームよりも効き目が抜群に早いです。
この天然成分である「ラノリン」というのは羊のオイルで、乳頭ケアにはこれが一番効くんだとか。
羊の毛を刈り取るときに出る皮膚の油分で、羊の毛がふわっふわに保たれているのは、この「ラノリン」という成分が持つ、保湿効果からのようです。
これを塗ると塗らないとではまったく世界が違います。
無香料、天然成分だから、そのまま赤ちゃんにくわえさせても問題ありません。
裏面には詳しい表記があります。原産国はスイスですね。
チューブを絞ってみると、こんな感じで一度で使う適量が出てきます。
これなら出し過ぎずに安心。
一度で使う量も案外限られているので、少量に思いますが、意外と長持ちします。
そんなメデラの乳頭ケアの保護クリームはこちらから↓
使いやすさは7gの容器であるほうが出しやすいしいいのですが、これが必需品となってくると大容量の購入がおすすめです。
2.ベビーバーユマドンナ(ナチュラル馬油クリーム)
馬油も乳頭ケアにいいとされていますが、やっぱり効き目は羊オイルの方が比較するといいように思います。
しかし、馬油も赤ちゃんがそのまま舐めても問題ないので、授乳時も楽チン。
3.ピジョン「リペアニプル」
こちらは日本製の乳頭クリームです。
こちらは友人が勧めていたものですが、メデラの乳頭クリームよりも伸びがいいようです。
「リペアニプル」もラノリンを使用して作られています。
4.AMOMA カレンデュラオイル
カレンデュラオイルの有能性は以前ブログ記事にしてがっつり書いたのですが、こちらでも大活躍です!
ただこちらはどちらかというと、乳頭ケアをするよりも予防策として乳頭マッサージ用に使った方がいいでしょう。
AMOMAマタニティオイル「カレンデュラオイル」の詳細はこちらからご覧いただけます⇒ 乳頭マッサージならAMOMAカレンデュラオイル
Amazonでも購入可能です。
どうしても授乳がつらい、痛いなら無理してあげなくても大丈夫
私もどうしても乳首が痛くて辛い時は無理せず、搾乳して、哺乳瓶であげるようにしていました。
私の息子はNICU(新生児集中治療室)で生後3週目まで入院していたので、母乳を届ける必要があったのもあり、搾乳機を購入していたのですが、息子が家に帰ってきてからも大活躍でした。
メデラの電動搾乳器だと心地よく搾乳してもらえますが、家でやるならピジョンの手動搾乳器 で十分です。
今はとってもつらい時期ですが、少し回復し、授乳に赤ちゃんもお母さんも慣れてこればスムーズにできるようになるので、気楽にいきましょう。
どうしても無理ならミルク育児に切り替えたって問題なく育つんです。
「絶対に母乳育児したいから、どうしたって吸わせたい!」って涙目で乳首擦り切れて血豆まみれでやるよりは、「まあうまくいかなければミルク育児にしたらいっか」ってそれくらいの気構えでやったほうがうまくいきます、きっと!
この記事が、授乳で乳頭ケアに悩むお母さんたちの参考になれば幸いです。
「授乳クリームだけではどうにもならないんだよな」と悩むお母さんはぜひこちらの記事も合わせてお読みください。
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それでは今回はこれにて。ではまた!
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