2児のママのセイカ(@seyca_ktd)です。
意を決して今年はクーラーを設置しようと電気屋に見積もりをとってみるものの、そもそもブレーカーが対応しておらず、すべての工事をすると10万は軽くかかるということで断念。
そこで工事不要かつ、排熱機能があり、しっかり部屋を冷やしてくれる機械を探していたところ、見つかったのが「アイリスオーヤマのポータブルクーラー【PCE-221G】」でした。(Amazonには2020.8.14現在、在庫なし)
Amazonから購入したい方は類似品があります。
そこで今回この記事では、我が家と同じような境遇の方に、口コミをありのままお伝えして、工事不要のクーラー導入のなにかヒントになればと思います。
- スポットクーラー、ポータブルクーラーが気になる
- アイリスオーヤマのポータブルクーラー「PCE-221G」の口コミを知りたい
- クーラー設置できないが、涼しくなる方法を知りたい
という方はぜひ参考にされてみてください。
目次
令和の時代は、クーラーなしで生き延びるのは危険度が高い
内閣府『消費動向調査』というものによると、2019年において、エアコンの普及率は2人以上の世帯で約90%で、単身世帯でも約80%となっているようです。
厚生労働省人口動態統計では、 熱中症による死亡数は、1993年以前は年平均67人ですが、1994年以降は年平均492人に増えていて、年々増加傾向にあります。
原因は地球温暖化などさまざまな議論が交わされているところですが、現実問題として、気温が年々上がっているので、昔と同じ暮らしをしようと思っても限界があると思っていた方がよさそうです。
実際、我が家も子どもが生まれる前まではいらないと思っていたものの、暑さって人をイラつかせる原因にもなり、子どもがグズる原因にもなっていました。
さらに2020年は秋まで暑さが続くとの説も。
気象庁「ラニーニャ現象 発生可能性高い」残暑厳しく
「ラニーニャ現象」は、ペルー沖の赤道付近の東太平洋で海面水温が平年より低くなる現象で、世界の天候に影響を及ぼすと考えられています。日本では秋の初めごろ、平年より気温が高くなるおそれがあります。https://t.co/1HwqCBUPKA
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) August 11, 2020
熱中症は室内でも屋外でも同じくらいの比率で起こっているので、冗談抜きで、死なないために対策を打つのは大事だと思います。
熱中症対策におすすめ。アイリスオーヤマのポータブルクーラー「PCE-221G」のメリット
エアコンの導入費用に比べると、かなり安価におさえられるのもポータブルクーラーのメリット。
しかし、ここでは実際使ってみた感想をまじえて、アイリスオーヤマのポータブルクーラー「PCE-221G」のメリット・デメリットをご紹介していきます。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のメリット①体感温度が劇的に変わる
と心から思える理由のひとつとして、しっかりクーラーとしての役目を果たしてくれています。
室外機設置不要だけど、仕組みはクーラーと同じで排気ダクトを使って、温風を外へ出すようになっているから、冷風だけが室内に入るのです。
エアコンのようにガンガンに冷やすことは難しいですが、それなりに温湿度を下げて快適に過ごすことはできます。
なので、クーラーのあの冷え感が苦手だという方にも自信を持っておすすめできます。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のメリット②設置が簡単
エアコンとは違って、自分で簡単に設置できるのもポータブルクーラーのメリット。
排気ダクトで温風を逃す場所さえ決めてあげれば、どこでも簡単に設置ができます。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のメリット③お手入れも簡単
ポータブルクーラーの機械の背面にあるエアフィルターも簡単に取り外しできるので、掃除も楽々。
エアコンだと上にいちいち登ったりしないといけないですもんね。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のメリット④チャイルドロックつき
床置きタイプなだけあって、子どもがいる家庭であれば、子どもが触る可能性もかなりあります。
そんなときに使える、ボタン操作にロックができる「チャイルドロック」の機能もあるので、我が家でもこの機能はめちゃくちゃ活用しています。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のメリット⑤リモコンで遠くから操作可能
このアイリスオーヤマのポータブルクーラー「PCE-221G」はリモコンもついてきます。
なので、通常のエアコン同様に遠くからリモコン操作ができるのも、なにかと便利で助かっています。
ちなみにタイマー機能もついています!
ポータブルクーラー「PCE-221G」のメリット⑥ノンドレン式だから水捨て不要
機械内に溜まった水は蒸発させて、ダクトから出ていく仕組みです。
なので基本的には水捨て不要なのですが、湿度が常に80%を超える我が家では水の蒸発が間に合わず、ホースからバケツへ水が出るようにしています。
そんな理由から、定期的に水が溜まったら捨てる必要があるのですが、今のところ日中しか使わないので、そこまで不便さは感じていません。
アイリスオーヤマのポータブルクーラー「PCE-221G」のデメリット
つづいてデメリットです。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のデメリット①音がうるさい
我が家では使っている除湿機と音の大きさがそこまで大差なくて、気にはなりませんが…
エアコンに比べると、比較的音が大きいと思います。
その分しっかり排熱もしてくれるので、部屋の室温は快適になりますが、寝室など夜寝るときに使われるような方で、音に敏感な方はそのあたりもしっかり検討した上での購入をオススメします。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のデメリット②重たい
機械全体の重さが25kgほどあります。
設置してしまえば、機械下にキャスターもあるし、そこまで移動が大変なことはありませんが、最初の設置場所までの移動が女性や力がない方には大変かもしれません。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のデメリット③存在感がすごい
敷地が狭い家だとすぐ冷えるというメリットは得られそうですが、この機械の重量25kgからも想像できる通り、大きさも結構あります。
幅約31.5×奥行約39.5×高さ約77.0という大きさではありますが、わりと存在感があるので、そこは覚悟しておいてください…。
ポータブルクーラー「PCE-221G」のデメリット④排気ダクトを外へ出すときの工夫が必要
いわゆる「窓パネル」と呼ばれるものがついていないので、特に排気ダクトを外へ出すときは、その周りから虫が入ってきたりしないように自分で埋める必要があります。
我が家では、木の板を使って自作しましたが…。
隣の部屋は排気ダクトを出すような場合は、布などで対応するのがよさそうです。
ポータブルクーラー買ってよかった!家が快適な場所になったよ
というわけで以上、アイリスオーヤマのポータブルクーラー「PCE-221G」という商品を実際に夏に使ってみた感想をまじえて、メリットとデメリットをご紹介しました。
今まで夏がくるのがとにかく憂鬱でした。
幸い我が家の目の前には清流がありますが、そこで涼んでも家に帰ると暑い…の繰り返し。
子どもたちがいないときはそれでなんとか耐え忍んでいましたが、子どもたちが生まれてから、暑いのにべったりくっついてくるのが煩わしく思えてきたり、子どもたちも汗疹ができたり、イライラしやすかったり…
そんなこともすべて解消されて、我が家としてはこの数年でも買ってよかったものNo.1の称号を与えたいと思います。
デメリットもお伝えしましたが、そんなことはまったく気にならないくらい、本当に買ってよかったと心から感じています…。
暑さ対策、こういった機械を購入するのは初期投資も必要だし、なかなか悩む問題ではありますが、この記事を読んでくださっている方が快適な夏が過ごせることを願っております。
それではまた!