こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。
「北の国から」に感化されて、はじまった暮らしですが、やはり火のある暮らしというのはなんとも心から癒されるものです。
「北の国から」を知らない世代の方のために。
このドラマの中に、何度も何度も出てくる「薪風呂」の存在にいつも憧れていたのですが、やはりいざそれが当たり前になってくると、もう手放せないと思うようになりました。
というわけで、具体的に「薪風呂のなにがいいのか?」をリスト化してみます。
目次
そもそも薪風呂って?
その名の通り「薪で沸かすお風呂」のことです。
わたしの住む高知県の嶺北(れいほく)地域では今もなお、薪を使ってお風呂を焚くおうちがすごく多いんですよね。
夕方頃になると各家庭の煙突から煙がモクモク出てくる、その風景はまさに山暮らしの証で、この地域の魅力といってもいいほど。
だってこの現代的な世の中で、ボタンひとつでお風呂を沸かしてくれるようにすることもいつでも可能な中で、みんなコツコツ薪を集めてお風呂を沸かすのは、やっぱりそれだけガス風呂では得られないような効果があるからだと思っています。
わたしたち夫婦が借りたおうちにも薪風呂があり、風呂釜は鉄製で、その真下から火をいれてお湯を沸かします。
この薪風呂に入ると、ガスで沸かしたお風呂と同じ時間、同じように入ったとしても温まり方が全くちがって、あがって30分以上ポカポカが持続するんです。
うちの旦那さんなんかは、薪風呂上がりはたいていTシャツでうろうろしているくらいで、本当にそれくらい薪風呂の温まり方はすごいんです。
薪風呂に入ると得られる4つの効果
というわけで、わたしたちの普段の暮らしにおいて、心が豊かになる要素のひとつとなっている「薪風呂」の存在。
その良さを4つの視点で語ってみます。
芯からポカポカ!温まり方の持続力がとにかくすごい
上記でも述べましたが本当に温まり方がちがいます。湯質が異なるというか。
どうも遠赤外線力が強いという説が有力そうで、とにかく一度入れば、真冬でもTシャツでしばらくいても寒くないレベル。
火を見ることで視界からもあたたまるし、癒される
キャンプとかで火起こししたら、ちょっとわくわくするあの感じ。なんなんだろう。
人間と猿のちがいは「火」を使えるか否かだと思うので、人間が火を使えなくなったら、人間が支配する時代も終わるんではないかと思ってます。
そんな「火」に毎日触れていると、心がとっても豊かになる気がしています。
火加減を見てくれる人との距離感が絶妙で会話の雰囲気が素敵になる
一人だとなかなか湯加減を見るのが難しいですが、誰かが外で自分の為に火加減を調整してくれながら、おしゃべりする時間はとっても特別な気がします。
風呂釜の下で薪が燃える音を聞きながら、なんだか普段言いにくいことも言えてしまいそう。
燃料として使う薪はうまく調達すれば無料!
我が家は幸いにも裏山を自由につかっていいよということなので、薪がそのへんに転がっています。
犬の散歩がてら少し歩けば、1日分の風呂の薪は拾えてしまうんではなかろうか。
もっとせっかく燃やしている火や煙を活用して何かできたらいいなあ、とは思っているけれど。
逆にデメリットはないの?という声に応えて
さきほども書いたように、「火加減をみてくれる人がいないとそれを調整するのが大変」ということもあるけれど、自分の好みのお湯加減さえ事前にわかっていればこれはなんとかなる問題です。
薪の調達にいまんところ苦労もしていないし、薪割りや薪を適度な長さに切るなんてことも普段DIY尽くしな暮らしをしていたら、それもまた苦とは感じず。
しかし、唯一「チクショー!」と思ったことがありました。
それは…。
ガス代がちっとも安くなってないこと。
なんでじゃーー!
薪風呂を使うまでは、引っ越し時に作ったガス風呂を利用していたんですが(湯船も使用)、薪風呂をつかうことで多少はガス代も安くなるだろうと期待していただけに、これにはショックを受けました…。
おそらくガス代に消えているのは、皿洗いに使うお湯と料理だろう、と。
煮込み料理が多かったからかなあ。
ちょっとずつですが、料理のほうも、かまどを活用していこうと思ったのでした。
というわけで、みなさんも薪風呂、ぜひお試しあれ。
興味あるけど、なかなか手を付けられないって方には簡易のドラム缶風呂なんてのも!
それでは今回はこれにて。ではまた!