こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。
田舎暮らしといえば、なにを連想しますか?
わたしは一番に「薪」のある暮らしが思い浮かんできます。
しかし薪のある暮らしっていったって、手のこでは限界があるし、チェーンソーをつかえたほうが便利に決まってる。
それに農業をする上でも、これから山の中で暮らしていくにも是非とも使い方をマスターしたい。
そう思って、一週間のチェーンソー講習に通い始めました。
チェーンソー講習ってなんぞや?
『伐木等の業務に係る特別教育(チェーンソー)刈払機取扱作業者安全衛生教育』というのが今回の受けている講座。
厳密にいうと、家で薪を切りたいという個人の趣味としての使用方法だったり、ひとり親方的に林業をする方は特に受講する必要はないのですが、ボランティアを含め、労働力としてそれらの道具をつかって活動するときや、雇い主は必ず受講しておく必要があります。
危険度や正しい知識を勉強することができるので、不要な方でも取り扱う可能性がある方はぜひ受講することをおすすめします。
高知県の場合だと、高知県立林業学校 短期課程で学ぶことができます。しかし人気の講座ですぐに埋まってしまいますので、こまめにサイトをチェックする必要あり。
日程はすべて含めて5日間。座学と実技を合わせて、刈払機とチェーンソーの2種類の研修です。
初日はひたすらチェーンソーの仕組みや使い方、切り方、伐倒の際の注意点などなどあらゆる知識を座学で学びます。
眠くてたまらんかった…。
しかし、2日目からはさっそく実技で、チェーンソーを使い倒します!!!
木を切るためには「受け口」「追い口」が必要!
チェーンソーといえばこんなもの。
この刃の部分の上の部分を「背」、下の部分を「腹」といいます。
初日は、その背と腹をつかって、実際に木を切っていく練習をしました。
そしてある程度、チェーンソーを扱うことに慣れてきたら、実際山に入って立ち木で行う「受け口」と「追い口」という木を安全に切るに欠かせない切り方の練習をします。
これが木の根元として、こんなイメージで切っていくのです。両サイドともこんな感じにします。
受け口は倒したい方面にまっすぐに向かうようにイメージして。
この切らない部分を「つる」といい、この「つる」のおかげで自分が安全なところに退避できる時間をつくることができるんだそう。
そのつるをつくるための追い口を切るときに、すごいひとは、切ってる木の中身の部分を透視するかのように切っていくんだそうで、そうなってくるとまるで仙人のようになれそうです。
というか実際山師の方は仙人のような方が多く、わたしの彼も仙人要素があるとわたしは勝手に思っています。(彼は自伐林業家)
そんなことはさておき、練習はつづくのでした。
練習だからこんな感じで。
そうして2日目も終わったのでした。
実は今日が3日目で実際に山に入って3本木を切り倒してきました。
そのことはまた明日にでもまとめます。
実際に触ってみて、やはり防振手袋は必須だと感じたのと、中腰でずっとやってると腰が痛い…。
どこか支えをつくって、いかに体力使わずして効率よく切るかを考えてできるようにならねば。
思っていたより、重さには耐えられそうなので、チェーンソーの技術もじわじわ磨きたいところであります。
それでは今回はこれにて。ではまた!