こんばんは。せいかです。
さて、今日は山からのいただきものを使って箸置きを作ろうというお話。
不器用なわたしでも作れるので、誰でもきっと簡単に作れちゃいます!
箸置きを作ることになったきっかけ
わたしの親戚には山歩きが好きなひとたちが多く、中には写真家だった叔父が2人いたり、わたしも彼らの影響を受けています。
そんな叔父のひとりは工作も大好きで、最近わたしがものづくりに関心があるので、箸置きを作ろうと声をかけてくれました。
では次から作り方の説明です。
必要なものは、木の枝と剪定ばさみとヤスリだけ!
使う材木は棠梨(ずみ)というバラ科のかわいらしいオレンジ色の実をつける木。
俗に「こなし」とも呼ぶようです。
さてこの棠梨の木を早速翌朝とってきて、一部はそのまま室内の飾り用にとっておきます。
作り方は至って簡単。
ただ剥くだけ。
え?それだけ!?
ってなりますが、本当にそれだけなんです。
この棠梨の木というのが元々、木の皮を剥ぐとつるつるになっているので、それだけで乾燥させておくと、勝手に年が経つにつれて年季も入ってすごく素敵な箸置きができてしまうのです。
ちなみに剥いた皮も染料として使えるんだとか。
というわけで、実際つくってみた
叔父が最初に見せてくれたお手本はこれ。
長年使っていることもあり、色が落ち着いてきていて、すごく素敵です。
ちなみにこのつるつるした方が、棠梨(ずみ)を使った箸置き。
もうひとつは庭に落ちている桜の枝を切って、ヤスリを少しかけたもの。
自然にあるもので、こんな素敵なものが作れるって素晴らしすぎるー!
では実際自分自身で作ってみます。
まずはここから。
箸がちゃんと置ける適当な長さに切って、ひたすら皮を剥きます。
無心になって剥くこと15分…
プラスチックや金属を使って剥くとやりやすくて簡単です。
ちなみに私は写真にも写り込んでいますが、スプーンを使用しました。
渋っぽいところも完全に綺麗に取ります。
細かい部分は指でがんばってください。
無心になって作業を続け、気がつけば深夜0時。(それで最近ブログ更新してなかった)
こんなに作ってしまいました。
おまけに爪楊枝も。
そこにある資源でものづくりをする素晴らしさ
この作業やり出すととまらなくなってしまいます。
気がつけば、2・3時間なんてすぐ過ぎていてびっくりします。
身の回りにある資源でこういう身近なものを手作りできるってほんといいなあ、というか、手作りのものが自分の暮らしに溢れていると、すごく充実感を得られる気がします。
不器用な私ですが、これからもそういうものづくりには貪欲でありたいと思います。
ただ私に足りないのは「丁寧さ」なので、そこも大事にしつつ。
そしてやっぱりこういう知恵は教えてくれる方がいるからこそ、できること。
藁細工にしてもね。
参考: [京都]農とアートのコラボレーション!稲わらのポットスタンドづくりワークショップに参加してきた
自分から出てくるアイデアじゃやっぱり限界があるので。
生きているうちに、生きた知恵をたくさん得て、身につけていきたいです。
というわけで、山にいく機会あれば、まずは棠梨の木探ししてみてくださいねー!
そして見つけられた人はぜひ箸置き作ってみてください。
ではまた。
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