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こんばんは。せいかです。
今回は久しぶりに海外ネタ。
前回も紹介した韓国では、実は今日ご紹介する宿で知り合った方にお世話になったり、
ここでの出会いが今でも続いていて、本当にそれはありがたいこと。
参考: [韓国]釜山に行ったら必ず立ち寄りたい!素敵な笑顔のおばあさんが営む韓国伝統のお茶屋さん
そんな出会いに恵まれたこの場所を知るきっかけになったのもWWOOF(ウーフ)でした。
グルメの地域、全羅南道(チョンラナムド)は必見スポット!
首都のソウルから鈍行列車で6時間、ガタンゴトン揺られて訪れた場所。
車内からパシャリ。
ここは韓国国内でも海の幸、山の幸の両方に恵まれていることで有名。
食べるのが好きなら、ここに行くべきってくらいおすすめなところです。
しかもなんていっても、ここの地域は、日本でいうと緑茶の産地は静岡ですが、そんな感じでこのボソンも緑茶の産地として名があるところでもあるのです。
韓国のイメージを連想したときに「緑茶」っていうのはあまり結びつかないかもしれないですが、お茶好きとして行かないわけにはいかないし、なにより韓国料理が食べたい。
というわけで行ってきました、チョンラナムドにあるボソン(宝城)。
そもそもチョンラナムドってどこなのかはこちら。
行き方としては、釜山から行った方が、アクセスもよく、所要時間もかからないのでおすすめ。
海に茶畑に…景色があまりに美しいボソンでファームステイ
今回お世話になったのは、『Golmangtae Pension』(ゴルマンテーペンション)。
ちなみにゴルマンテーとは韓国語で、お茶摘みのときに使う道具の名前だそう。
下がその写真。
さてさて、話は戻ります。
ボソン駅までホストファザーに迎えにきてもらい、車を走らせること10分。
茶園が広がる丘の上に伝統的な造りの建造物。そこだけなんだか雰囲気がちがいました。
「あそこが今日から泊まるところだよ。」
と連れられて、到着してすぐにここの茶園の美しさに一気に魅了されました。
ちょうど茶摘みができるころで、わくわく感に胸膨らませる私。
茶柱を生で食べると口の中でお茶の香りがふわーと広がります。
苦味はあるけど嫌な苦さではないのです。
ここは茶園としてお茶をはじめとする、茶を使った加工品なども販売されていますが、それだけでなくゲストハウスとしても経営をされています。
敷地内には、その加工品やお茶を販売しているゲストハウスもあります。
このボソンでは昔ながらの造りだそう。
たくさん建ち並ぶ建てものの1つの屋根から撮った写真。
部屋にはダブルルームとファミリールームの2種類あり、どの部屋も韓国の伝統的な床暖房「オンドル」が設置されています。
ちなみに私はこの棟に泊まっていました。
ここはギャラリーも併設されており、ちょうど私が滞在中は、作家をしているホストファザーの友人の展示が行われていました。
なかなかシュールな図。さまざまなサイズの鳥がたくさん!
敷地内の丘を登ると、息子さんが乗馬をするというので、「オレンジ」という馬もいたり。
ここで食べる名物のオリ(アヒル肉)のBBQがおいしい!
ここはアヒル肉のBBQも名物で有名で、韓国内からもお客さんが殺到していました。
ここのごはんは本当に美味しくて、今でもすごく恋しい…。
毎日10種類以上の常備菜、キムチ、ピクルスが並んでいて、お客さんもセルフサービスで、好きなだけとることができます。
そして、ここで使っている野菜はすべて自家栽培野菜。
私はここに1ヶ月滞在していたのですが、滞在中農園の手伝いもしていました。
韓国ならではの体験もたくさん出来てめちゃくちゃ楽しい思い出だらけ!
またお酒も、ブラックベリー味のマッコリと果実酒をつくっています。
キムチはもちろん、コチュジャンなどその他一部調味料も手作りで、わたしが滞在中もできる限りのことを体験させてもらいました。
調味料や酒はちゃんと蔵(というより洞窟)があり、そこで保存をしています。
その他にもお茶摘みをして、それを自分で煎って持って帰れる体験もあり、さまざまなことを体験できる誰でも楽しめる宿泊施設でもあるのです。
ゴルマンテーペンションでわたしが学んだこと
ちょうどここに滞在中、私は24歳の誕生日を迎えました。
facebookにそのとき感じたことを綴っていたので、引用。
100年その先を見つめて想い、木を植えられる人間になりたい。
今回の旅では木を大切に生きる人々に会う機会が何度かあり、ここのお父さんもその一人。
自分が大好きな木と生涯をずっと共に過ごすべく、
愛情たっぷりかけて山を育てている姿に感銘を受けた。自分が死んだら人生は終わりじゃない。
未来につないでいく、そんな生き方をしたい。口だけ人間で終わらないように。
今後も《暮らす》ということの本質的なところを
自分の手に少しずつ戻していくことを目標に、
世界と日本の文化と知恵をもっともっと知っていきたい。
ホストファザーのあらゆることに対してまっすぐな姿が気持ちよく、そこから学んだことは本当にたくさんありました。
まさに彼こそ、暮らしをつくりながら、仕事をつくってきた人でもあるのです。
わたしにとって「家」とはそういう場所という認識があります。
そこで一緒に暮らしながら働いていたスタッフのキムさんも、言葉が完璧に通じるわけではなかったけれど、まさに心と心で対話できる一緒にいて本当に落ち着く人で、毎日15時にお茶を飲んだりしていて、その時間というか空間が本当に好きでした。
そういうことも毎日そこに暮らすからできることだなーと。
ここでの暮らしは言葉の壁を感じることは時々あったけれども、それ以上に、愛情だったり優しさを感じることが多くて、「ここに住みたい」とまで思ったほど素敵なところでした。
[住所]795-13 Bongsan-Ri, Boseong-Eup, Boseong-gun
[チェックイン]14:00~18:00
[チェックアウト]11:00まで
※支払いは現金のみとなっています。
予約はBooking.comもしくはagodaでできます。
機会あればぜひ行ってみてください。
韓国に行ったらまちがいなく帰りたくなる場所になるはずです。
それではまた!
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