[高知]馬路村の職人さんから教わる「曲げわっぱづくり体験」と自由な人生が素敵!




こんばんは。セイカ(@seyca_ktd)です。

2年前のちょうど今頃、高知県に憧れて、友だちと一緒にぶらり旅をしました。

そこで訪れた場所、馬路村。
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そのときは馬路温泉のところでごはんを食べたり、地元のパン屋さん、あとは馬路村の農協に行ったり。

そしてここ馬路村は全国区でも有名な「ごっくん馬路村」があるほど、ゆずの産地として有名な場所。

 

はじまりは、ひとりのおじちゃんが柚子を植えようと言ったところからで、それがいまこんな形で大きく広がってきて、農の可能性は無限大だなあと思うのでした。

そうして、今回はなんと3度目の訪問。

伝統工芸でもある「曲げわっぱ」を作る体験が出来る場所がある聞きつけたのでさっそく行ってきました。

体験教室の場所はわかりやすいようでわかりにくいのでご注意を…

体験教室にたどり着くまでもなかなか難関でした…

わたしたちが遅刻をしてしまったのもあって、何度か電話でやりとりするものの、タイミングが合わず、待ち合わせ場所で合流できないという事態に。

そこで、待ち合わせだった馬路温泉のフロントの方に聞いてみると、体験教室はすぐそこにあるというお話だったので、教えてもらったルートで向かうものの、なかなかたどり着けない。

うろうろすること15分。

結局、元の待ち合わせ場所で合流し、ようやく体験教室へ。

職人さんに習う「曲げわっぱ作り体験」の様子

好みの木目の曲げわっぱを選ぶ


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教えてくださる職人さんは、この道20年以上という四国さんという78歳(2015年当時)のおじいちゃん。

到着するとすぐに、「じゃあこの中から好きなの選んでね」と。
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「お?もうできあがってるの?」と思いながら選びます。

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パーツはすべてバラバラの状態です。

これから飾りのひもの部分と、この枠と板の部分を接着剤でつける作業を行います。

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使うのは杉の木とヤマザクラの木を使います。

さすがに1から作っていると、丸2日はかかるんだとかで材料だけ見せてもらいました。
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これが杉の板。

これを1時間くらい熱湯で煮沸して、柔らかくなったら丸めて固定させたまま乾燥させるらしく、この下の写真がその状態なんだとか。
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ほお〜。

確かにこれは1からやってたら、1時間半なんかじゃ終わりません、と納得。

でもいつかは1から自分で作ってみたいなあ。

木の皮を編み込む

そうして作業スタート。

まずはヤマザクラの皮を編み込んでいきます。
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ギュッと締めていきながら。
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編み終わりました。
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最後に四国さんに手直しもしてもらいます。
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接着作業

それが終われば、次は接着剤で、枠と底の部分を接合させます。

今でこそ、接着剤があるので、ヤマザクラは飾りという位置づけになっているけれど、昔はご飯粒を練ってそれを糊として使っていたらしく、竹の釘なんかも使って固定させたりしていたんだとかで、昔の人の知恵には本当に感銘を受けます。

研磨・ヤスリがけ

接着剤の接合が終われば、はみ出た部分を上手に拭き取って、四国さんにサンダーをかけてもらいます。
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そのあとは自分自身で紙ヤスリで思うように削っていけば完成です。

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完成したマイ曲げわっぱ。
間の仕切りもいれることができます。

長く上手に使えば、10年くらいは持つんだとか。

お弁当を持ち歩くときは、ぜひこれから使っていきたいと思います。

ごはんいれたら、味が本当にびっくりするくらいおいしくなるよ」と何度もおっしゃっていたので、これは試すしかないでしょう。

おもしろいのは、曲げわっぱ作りだけじゃない!

曲げわっぱを作りながら、四国さんと話している中で、100名山に登りたいけど、未だ5,6つしか制覇できていないとか、あとは馬路村の近くに流れる安田川でのアユ釣りや、そこで捕れる天然うなぎのお話まで聞けたり、よだれが何度もたれかけました。

曲げわっぱづくりがあまりにも好評で休みがなかなかとれず、旅行にも行く時間が持てないと話されていましたが、昔出かけていた頃のお話を聞くと、すごく自由人でびっくりしました。

「計画なんて立てず、とりあえず10日間くらい休みとったら、その朝どこに行くか考えて行く。」

しかもなんとそれが家族連れというお話でさらにびっくり。

なんて自由な家族!

1ヶ月先の予定なんて立ててる場合じゃないよ、わたし。

でもどんどん年を重ねるに連れて、出かけるのが億劫になってくるようで、それでもまだまだ行動力のありそうな四国さんでした。

とりあえずこの曲げわっぱ作り体験教室も体力的にもあと2年くらいでやめる予定だそう。

馬路村の四国さんから教えてもらえる曲げわっぱ教室、本当に価値のあるものだと思うし、日本の伝統工芸として、受け継がれていってほしいです。

曲げわっぱ作り教室への参加方法

「馬路村ふるさとセンター まかいちょって家」というところが予約を取り行っているようです。
体験料は2,000円。所要時間は1時間半ほど。

[住所]高知県安芸郡馬路村馬路382-1
[電話番号]0887-44-2333
[営業時間]平日:午前9時~午後5時  日祝:午前10時~午後4時

馬路村へは公共機関であれば、安芸市からバスが出ているようです。

曲げわっぱ作って、ゆず製品の工場見て、森林鉄道に乗って、土佐ジローや天然うなぎなどの地の物食べて、温泉入って、と一日フルに使って楽しめる町だと思います。

ちなみにエコアス馬路村というサイトで、木を使った馬路村ならではの製品も販売されているようです。

それではまた。