こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。
秋が深まってきて、色んなところで見かける栗のイガイガ帽子。
もう栗の季節ですね。
秋の風物詩。栗拾いにいきたいなぁ。 https://t.co/wExCA4EY7W
とまあこんなことを日々考えていて、すると、こんな出来事がありました。
今日のほっこりした話。栗ごはん食べたいね、と彼と話しながら散歩していたら、しばらく行ったところに住むおじちゃんが「栗持っていきや〜」とおいしそうなでっかい栗をくれた。こんなうれしいことがあっていいのだろうか。というわけで明日は栗ごはん!
この記事、2016年に書いたものなんですが、2017年の秋も同じおんちゃんに栗をわけてもらい、今年も栗ごはんを満喫しました!
目次
栗剥きも慣れれば簡単!まずは栗を剥こう
栗を剥くときに便利な道具のご紹介
この栗剥き器があれば無駄なく楽チンに栗を剥くことができます。
しかし、我が家ではそんな便利な道具があるわけもなく、自家消費用で少量しか栗は食べないので、包丁と手剥きで栗と戦っています。
我が家の栗ごはんのレシピを伝える、その前に。
栗ごはんを食べるために栗をもらったと言っても過言ではないので、もちろん「栗ごはん」として調理します。
ちなみに四万十のほうでは「栗おこわ」というか赤飯に栗が入ってるものがこの時期は出回るそうな。
栗剥き器を使わない下処理の方法 1.湯がく
虫が食ってるのは水につけておくと浮かぶのでしばらく水につけておき、それを10分ほど湯がいたら鬼皮(一番分厚い部分)をむきます。
これはつるっとむけてめちゃくちゃ簡単!
その後、薄皮を塩水で湯がき直すとむきやすくなるという説があったので試してみるものの、これは特に実感できませんでした。
栗剥き器を使わない下処理の方法 2.水につける
2017年の栗ごはんの栗の下処理はこの方法で試してみました。

水で1時間以上、ぬるま湯なら15分〜20分ほど浸けておけば十分に鬼皮が剥きやすくなります。
栗のおしりを包丁で切り落とせば、おもしろいくらいにツルッと鬼皮が剥けます。
大量に剥く時は爪や指が痛くなるかもしれませんが、数回分の栗ごはんならこの下処理方法で十分やれます。
渋皮は包丁で適当に剥いてあげれば、これで下処理は完成。
慣れればそこまで時間もかかりません!
実際に栗ごはんを炊いてみよう
材料

・米 1合半
・もち米 半合
・栗 好きなだけ
・塩 小さじ1と少々
・酒 大さじ1
もち米は好みによって多くしたり少なくしたりするとよいです。
個人的にはもち米を入れると、おこわっぽい食感でもちもちしていておいしくておすすめです。
作り方
栗は細かくしすぎず、ゴロゴロっと大きなままで楽しむのもよし。
また、まんべんなく行き渡らせたい場合は少し小さくして入れるのもおいしいです。
作り方は至って簡単で、上の材料を土鍋に入れて炊くだけ。
お米の浸水時間は夏で30分ほど、冬は1時間ほど。
昆布を入れても旨味が出るのでおいしいですが、なくても全然問題ありません。
こちらが炊きたての栗ごはん。
浸水をしっかりさせておけば、土鍋なら火にかけておく時間は15分ほどで、あとは蒸らせばいつでも食べられます。
土鍋のすすめ
わたしはかれこれ、大学生のときから炊飯器を卒業して、土鍋か羽釜でごはんを炊いているのですが、慣れればこちらの方が美味しいし、思っているほど手間ではありません。
土鍋で炊くってなんだかイメージとして時間がかかりそう…なんて思われることが多々ありますが、そんなことはさらさらなくって、洗ってつけ置きしとけば、炊く時間はなんと10分強!
栗ごはんも白米と同様の時間で炊きます。
炊き終わったら蒸らしたほうがおいしいですが、結局それを合わせても炊飯器と変わらない時間で炊けてしまえるのです。
以前、ソラノネで働いているときに某企業さんが持ち込まれた最新式の炊飯器と、羽釜で炊いたごはんの食べ比べの会がひっそりと行われていました。しかし皆答えたのは「羽釜のごはんがおいしい!」と。
土鍋もそれに負けず劣らずおいしいご飯が炊けちゃうわりに、あまりスペースも取らないし、誰でも簡単にはじめられることから本当にオススメ!
よく使われているのは長谷園さんの土鍋。
わたしは祖母から譲ってもらったものを使っています。
土鍋で炊きたての栗ごはん、いただきます。
というわけで、いただきまーす!
お塩も少し効いていて、栗の甘い香りが口の中にひろがってとっても幸福感に満たされる「栗ごはん」。
なによりも旬のときに旬のものを食べられるって本当にしあわせ。
食べもので季節を感じることができるのは、この地方ならではだと思います。
まだしばらくは栗の季節が続いてくれそうなので、ぜひぜひ栗ごはん、お試しあれ。
それでは今回はこれにて。ではまた!