こんにちは!セイカ(@seyca_ktd)です。
あなたは突然こう言われたらどう感じますか?
お前はすでに幸せじゃ。
なぜなら、お前の願いは1つ残らず全て目の前に叶っておる。

と私は思うし、人によっては「全然幸せじゃないよ!」って否定したくなる人もいるでしょう。
今回ご紹介していく本は「神さまとのおしゃべり –あなたの常識は、誰かの非常識– / さとうみつろう著」という一冊。
「みつろう」というどこにでもいる平凡な、いや、むしろサボり癖のひどくて頼りにならなさそうな男性と、「神さま」がひたすら会話風にやりとりをしていく、計500ページほどの大ボリュームな本!
ちゃちゃこさん@shinkontosaがおすすめしていた「神さまとのおしゃべり」が気になっていて、ようやく読みはじめたけど、めちゃくちゃおもろい!!!📕
ほんまいまの自分は自分が望んで作ってきた世界なんやなあ。
すべての真理をついてる…怖いほどに。
なかなか分厚いけどさらっと読めそう。 pic.twitter.com/gWDUY7kGba

目次
ベストセラーともなったスピリチュアル系エンタメ小説「神さまとのおしゃべり」
2014年に発売され、20万部を突破した名著で、2018年1月には文庫本も販売されています。
いわゆる「引き寄せの法則」を中心に、神さまが人間が幸せに暮らすための秘訣や大切なことを教えてくれます。
文庫本はこちら。
自己啓発本になるんでしょうかね。
スピリチュアル系な内容も入っているので、そういう本が苦手な人は読まない方がいいかもしれません。
でも実際読み進めていくと、

と思ったので、こんな人にはぜひ読んでほしい…!
- 自分の人生どうにか変えたい
- しあわせになりたい
- 悩みが尽きない
- ネガティブな自分をどうにかしたい
という考えがある人はぜひ試しに読んでみてください。
引き寄せの法則って?
夜中に起きちゃって雑誌読み返してたんだけど、道重さゆみのこういうプロ根性が死ぬほど好きだし、アイドルとして、舞台に立つ人間として最高すぎる全人類にこのインタビューは読んで欲しいんだよなぁ〜〜。 pic.twitter.com/yP2s9jc587
この方のツイートにある、アイドルの道重さゆみの一言にすべては集約されていますが…
「可愛くなりたい」と願うのではなく「可愛い」と思い、「できますように」ではなく「できる」と思うことが成功の秘訣と言っているのですが。
引き寄せの法則とはすなわち、「自分が心で願ったことは、そのまま現実化する」ということです。
【病は気から】ということわざがあるように、自分の気持ちが実際にその状態を招くことってありますよね。
たとえば顕著なのが、「痩せたい!」と思ってダイエットする人ってたいてい痩せてるのみたことないけれど、「本気で痩せる!」と断言している人はやはり痩せている率が高いと思うんですよね。
ちょっとした言葉のあやみたいなもんですが、それが人生を大きく左右させるんです。
「神さまとのおしゃべり」で出てくる名言4選
信じることは全てが現実となる
本文中にこんなことを神さまが言っています。
たった1つの事実なんてどこにもない。
あるのは見る人それぞれの、「解釈」だけじゃ。
「神さまとのおしゃべり –あなたの常識は、誰かの非常識– / さとうみつろう著」P47より引用
確かに、そこに一輪の花があったとしたら、「この花はきれいだ」「この花は毒々しい」「この花をみていると幸せな気持ちになれる」などなど人によって感じることって様々です。
これは一例ですが、自分のまわりを見直してみると、見事に自分の解釈で捉えているものばかりなことに気がつきます。
だとしたら、自分の解釈を認識して、変えることでなんだか人生変わってきそうな気がしませんか…?
感情がわく場所には全て、確実に「固定概念」という前提がある
本来人間は感情を選択する側にいるのにもかかわらず、どうしてその感情になっているのか静観することなく、ただ泣いたり悲しんだり、原因を突き止めずにその場をやり過ごすことが多くあるそう。

神さまいわく、感情に同化せずに、「なぜこの感情を選択したのか?」を認識することで、自分の中の固定概念が見えてくるんだそう。
理由がないところに、涙はこぼれんよ。
シュークリームのことをなんとも思っていない人は、シュークリームをもらった時には喜ばないじゃろ?
糖尿病患者の病室に、シュークリームをそっと差し入れしてごらん。きっと、その病室には怒りが湧くはずじゃ。それに、新たなケガ人さえ出るじゃろう。
いいか、みつろう。
その人が何かを前提として信じ込んでいるから、感情がそこに湧く。
悲しみの理由は、目の前にあるそのできことじゃない。
そのできごとを「悲しいこと」と勝手に信じこんだ、あなた自身じゃよ!
「神さまとのおしゃべり –あなたの常識は、誰かの非常識– / さとうみつろう著」P110,111神さまのセリフより引用
この固定概念を認識すれば、そこの根底部分を変えることによって、楽に生きることができるのです。
失恋も「別れが悲しい」と思うから辛いのであって、「別れは次の新しい出会いへの一歩」と思えばなんだかわくわくしますよね。
「ない」ではなく「ある」を探す
今、「幸せ」じゃないなら、その人が「幸せ」を探せていないだけじゃ。
探しなさい、「幸せ」を。今すでにある、幸せを。身の周りからな。
遠くにそれを探すと、不足になる。
「神さまとのおしゃべり –あなたの常識は、誰かの非常識– / さとうみつろう著」P185神さまのセリフより引用
もうこれは、まさに「ないものねだり」ですよね。
幸せになりたい!ってよく聞く言葉だけど、願っているだけではどうにもならないですよね。

「金持ち」といっても、一体いくら持っていたら金持ちになるんでしょう?その線引きをしているのは自分自身。
実は自分が欲しいものはすでに身の回りに揃っているんですよね。
私自身も数年前に願っていた「愛する人」「子ども」「土に近い暮らし」「かまどのある生活」。
今まわりをみると、どれも揃っているし、当時願った理想の暮らしができて、あ、なんだ私幸せなんだと気が付けるきっかけになりますよね。
不足を探し続けると、「〜なりたい」のことばっかり考えちゃうけど充足を重点的にみると、とっても満たされます。
でも神さまいわく、不足があるから人生は楽しむことができるんだとか。
なんとも深い言葉だけど、不足があるから夢を抱けるんですよね。
「いつか」は永遠に「今」を訪れない
これももう首がちぎれるくらいにうなずきたくなる内容でした。
「金持ちになりたい」が夢じゃない、「金持ちである」が夢だ!
「幸せになりたい」が夢じゃない、「幸せである」が夢だ!
「神さまとのおしゃべり –あなたの常識は、誰かの非常識– / さとうみつろう著」P444みつろうのセリフより引用
「いつか」と思っているとなかなか夢は叶わないけど、そこの部分を「今」に信じなおしたら、一気に現実味が湧いてきて、夢は叶いやすくなる。
というより、おそらく自分自身が行動しやすくなるんでしょうね。
「いつか」という言葉はもう使わなくてもいい言葉なんじゃないかと思うようになりました。
最後に
この記事で書いてきたことは、本書の中でのごくごく一部。
正直ぜんぜん期待していませんでしたが、めちゃくちゃいい本で、何度でも読み返したくなる1冊でした。
他にも
- 悩んでいるときはどっちを選んでも後悔は残らない
- 感謝するより感謝している間が幸せ
- 誰かにとってはどうでもいいことを自分自身は大切に悩んでいることが多い
- 羨ましいよりも「すばらしい」という言葉を選ぼう
- 他人という存在がいるから自分の存在意義がみえてくる
などなど、みつろうと神さまとのやり取りを読んでいると、ものすごく腑に落ちることだらけでした。
日頃脳内で巡らせる思考や、実際に口に出していう言葉をもっと意識的に出さないとな…。

そしてもう1冊、「悪魔とのおしゃべり」という本もあるので、この本が好きだった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
結局自分を幸せにできるのは自分だけで、コントロールしているのは他でもない自分自身だということに気が付ける貴重な本です。
文庫本はこちら。
それでは今回はこれにて。ではまた!