[滋賀]高島市観光なら針江の生水の郷「かばた」は必見!【ツアー要予約】




こんにちは。せいか(@seyca_ktd)です。

滋賀県のここに行かずして滋賀県は語れんぞってところを紹介します。

滋賀県は日本で一番大きなびわ湖があり、まわりは比良、比叡、伊吹などの山で囲まれていることから水が豊かな地域でもあります。

以前、わたしは滋賀県のこれから紹介するものがある場所に2年ほど移住をしていました。

そこにはなんとも興味深い文化があったのです。

日本が誇れるだろうという湧き水を生活用水として利用する「川端(かばた)」という文化を
昔から今までずっと継承し続けているのです。

ちなみに今森光彦さんという写真家の方のおかげで知名度がぐんとあがった場所でもあります。
今森さんの最新作品も素敵です。

DSC_4224
高島市新旭町にある道の駅しんあさひ風車村にある風車。目の前にはびわ湖が広がって見えます。

JR湖西線新旭駅からも歩いて10分ほどで行ける集落で、かばたを巡るツアー(有料)に参加すると、利き水をしながら、地元の方が詳しく「かばた」についての説明をしてくださります。

自分でまわることももちろんできますが、個人の方の住居なので、勝手に中へ入ることは許されません。

それなりに雰囲気を掴むことはできるかもしれませんが、より詳しく知るにはやはりツアーへの参加がおすすめです。

ツアーも多様に選ぶことができます。


【Aコース】
かばたと町並みコース
 参加料:参加者お一人様毎に1,000円(食事なし)
所要時間:約1時間30分
 出発時間:(原則)①10:30~ ②13:00~ ③14:00~ (冬期は14:00~は中止)
 集合場所:針江公民館前 針江生水の郷委員会事務所
 前日までに要予約
 
【Bコース】里山湖畔コース
 参加料:参加者お一人様毎に1,000円(食事なし)
所要時間:約1時間30分
 出発時間:(原則))①10:30~ ②13:00~ ③14:00~ (冬期は14:00~は中止)
 集合場所:針江公民館前 針江生水の郷委員会事務所

 前日までに要予約 

【Cコース】かばたと町並みコース+里山湖畔コース
 参加料:参加者お一人様毎に2,000円(食事なし)
所要時間:約2時間30分

 出発時間:13:00までの出発とします
 集合場所:針江公民館前 針江生水の郷委員会事務所
 前日までに要予約
【定期ツアー】かばたと町並みコース+里山湖畔コース(毎月第2・4土曜)
 参加料:参加者お一人様毎に2,500円(軽食付)
所要時間:約3時間
 集合:12:30 JR新旭駅集合
 解散:16:00 JR新旭駅解散

 1週間前までに要予約 ※完全予約制 催行人数5名以上

高島市観光情報 かばた見学より引用

わたしはAコースのツアーに参加しました。

まずは針江地区にあるか針江公民館横に、かばたツアー受付場所があるので、そこで支払いをすませます。

駐車場もあるので、車でももちろんOK!

それでは、かばた散策ツアーに出発!

ここで生活用水として使われる湧き水のことを、巷では針江の生水(しょうず)と呼びます。

比良山系から流れる安曇川水系の伏流水が、この地域には湧いているのです。

水温は、年間ずっと基本的には13度前後と一定なので、冬はあたたかく感じ、夏にはひんやり感じることができるようです。

このかばたのいいところは、なんといってもビールが美味しく飲めるとされる温度に一番適しているとのこと。

最高ですね。

夏だけでもいいから、かばたの隣にテント張らせてほしいくらいです。

そして、かばたは2種類にわけられます

まず1つめは、外かばた
OR1506190004
屋外あるいは別棟の中に入り込んでいます。

OR1506190011
中にはこんなにかわいらしいかばたも。

そしてもう1つは母屋の中にある内かばた
OR1506190005

そしてこの地域では当たり前の風景がこちら。
OR1506190003
かばたの中に(というより地域全体に)たくさんの鯉が泳いでいますが、彼らは食べかすや野菜屑を食べてくれ、水を綺麗に保つという重要な役割を果たしています。

針江の生水を使ったおいしいものたち

そして、やはり水が豊かできれいなところは食文化も盛んになってきます。

OR1506190008
今も昔ながらの製法で手作りされているお豆腐屋さん。

OR1506190007
お豆腐がかばたで冷やされているのを発見!

少し離れた場所で、ツアーには含まれていないのですが、水といえばお酒でしょ!ってことで美味しい日本酒もちらっとご紹介しておきます。

針江地区がある町と同じ新旭町にある上原酒造さんという酒蔵です。

IMG_4487
こちらもまたかばたの水を使って、日本酒をつくられています。

上原酒造さんのこだわりはこちらをご覧ください。
IMG_4489

山廃仕込み、天秤絞り、木桶仕込みの「不老泉」というお酒がとても有名です。わたしの愛用酒でもあります。本当におすすめ!


ちょうど今の時期に酒蔵に直接行くと、火入れをしていない生酒がたくさん並んでいて、試飲をすることもできるので、自分の好みのお酒を購入することができます。
※※ただし飲酒運転はダメですよ〜!※※

IMG_4490

日本でも珍しい花がここで見れる!?

さて話は再び針江地区に戻ります。

ここの針江地区には、水温が13度くらいでしか育たない珍しい梅花藻も地区内に流れる川に生えていました。

OR1506190009

お花は名前の通り白くて小さい梅のような花をつけるそうです。
花を見るには9月がおすすめなんだとか。

かばたを作った先人たちの知恵から学ぶこと

どのかばたも趣があり、そこに今も暮らしが根付いていることが素敵だと感じました。

自然に湧き出ている水を暮らしの中で有効活用し、それを汚すことなく、自然に共生するかたちで、何の負担もかけずに浄化する。

本当に素晴らしい究極のエコシステムだと思います。

今でこそ上下水道が普及したので、かばたの文化を受け継ぐ住居も減少傾向にはあるようですが、この素晴らしい文化はぜひとも未来へ繋げていってほしいです。

そして今の消費型社会を続けるのではなく、もっと未来に繋げていけるような暮らしのあり方をこれからも模索していきつつ、自分の住まいにも落とし込めたらと思っています。



スポンサードリンク







ABOUTこの記事をかいた人

91年滋賀県生まれ。本山町地域おこし協力隊、 猟師見習い、フォトグラファー、ライターやってます。 カナダに永住する予定が、高知に移住し、山師の夫と結婚。0歳の息子と3人で山暮らし。 自分らで切った木で家をセルフビルドするのが直近の目標!