[石川]能登で宿泊するならここ!1日4組限定の海のみえる素敵なお宿「ふらっと」




こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。

北陸旅行に行くと決めてから、この雑誌を見て、どうしても行きたいと思う民宿が能登にありました。

1度目ここのお宿を訪れたのは2015年の11月。そして2度目は新婚旅行で旦那さんと一緒に2017年7月に訪れました。

 

海のそばにある、発酵食をたのしめる能登のおすすめの宿「ふらっと」

またまた大好きな、帰りたくなるお宿を見つけてしまいました。

お宿の名前は、「能登イタリアンのお宿ふらっと」
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ここに玄関は夏になるとジブリの世界に迷いこんだかのようになります。

建て物はシックな色の木材の壁に覆われていて、ガラスのところに干された大根がまた素敵な印象を与えてくれる古民家!
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目の前は、海が広がっていて、天気のよい日は対岸に立山連峰も望めるんだとか。
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目の前のゆずの木が、こちらに優しい香りを運んできてくれるようで癒されます。

4〜10月限定で、離れの棟で露天風呂も楽しむことができます。

眺めも抜群です。

その周辺には、お料理も使われているお野菜の畑が広がっています。
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すくすく育っています。
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なんていうか、こちらのお宿の全体の雰囲気が、和の要素だけでなく、洋の要素も上手く取り入れた空間だなあと感じました。

そう感じた経緯というか、どんなお宿だったのかをこれからご紹介します!

民宿「ふらっと」の館内の様子をチラッとご紹介!

まずはお部屋から。

お部屋に入った瞬間から畳のいい香りが!

ちなみに4部屋あるのですが、すべてのお部屋から海が望むことができます。
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(※画質に大差があるのは、コンデジとデジイチの差ですのでご了承くださいませ…)

ここの売りはなんといっても、オーナーのフラットさんが作る能登の代表的伝統食材の魚醤の「いしり」(または「いしる」)や、その他、能登ならではの保存食や発酵食を生かして調理された『能登イタリアン』

お料理をいただく部屋もこれまたすごく素敵なのです。
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囲炉裏のある空間。

この色々つりさげられているのは、唐辛子、餅、あと驚いたのは昨年から干しているという自家製のかつお節!

「これを出汁をひくときに使うと、最高においしいんだ」と、フラットさん。

そりゃ絶対おいしいに決まっている。私にも食べさせてほしい…。

いざ『能登イタリアン』を実食!あまりのおいしさに感激。


能登ならではの食材をふんだんに使って丁寧につくられるお料理たち。

器もここならではのものが使われていました!

【2015年11月 冬のお料理】

まず一品目。コースのはじまりです!
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輪島塗のお椀が出てきました。

中を開けると…

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無農薬の自家栽培のじゃがいもと、魚醤の「いしり」を使ったスープ。

石川県の金沢といえば金箔!ということからか、豪華に金箔が乗っていました。日本の金箔生産量の98%は金沢産だそうで、これまた驚き!

そして気になるお味の方ですが、すごく病みつきになる味付けです。

「おいしい」ではなく、ついつい「うまい!!!」と言いたくなる。

この「いしり」がなんともいえないコクを出しています。

…というか、そもそも「いしり」ってなんなのか?

地元では刺身や煮物の隠し味、郷土料理、伝統料理にも使われていて、イカや魚を原料として作られた魚醤のことを指すようです。


いしるは、魚介類に食塩を加えて漬けこみ、
1年以上かけて発酵ならびに熟成させた浸出液である。
(中略)

 なお、以下のような要件が満たしたものが

 石川県のふるさと食品認証制度の認証の対象となる。

  • 日本国内の港で水揚げされた魚介類を使う
  • 1年以上発酵させて固形分を除いて液状となり、健全なもの
  • 原料固有の風味があり、香味が良好である
  • 食品添加物を使用していない
  • 石川県に本社があり、同県内の工場で製造している「いしる」-Wikipediaより引用


ちょうど私の母が、石川の発酵食大学に通っていたときもよく使われていた調味料だそう。

そして話は戻って、2品目!
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2品目「スズキとイクラのカルパッチョ」。
これもまた友人がつくられという一枚一枚手作りされたガラス皿に、ゆずの皮がちりばめられ、その香りのよいこと!

白ワイン(オーストラリア産のシャルドネ)を注文したのですが、めちゃくちゃ酒がすすみます。

つづいて、3品目はこちら。
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「タコの吸盤を使ったガーリックオクトパス」と自家製パン。

そして4品目。
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珠洲市で作られる特大椎茸の「能登115」という肉厚な椎茸のステーキ。青さの入ったサワークリームをお好みでつけていただきます。

これは椎茸の概念を覆されたというか、食べ応えがほんとすごかったです。

そうして料理も後半戦へ。

つづいて5品目は、最近解禁になったという「香箱ガニ」の蟹味噌と内子のソースを使った手打ちパスタ。
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つぶつぶの「外子」を好きなタイミングでつまみながら、いただきます。

すごくシンプルだけど、カニの持つ旨味が存分に引き出されていて美味しかったー!

そうして最後の品がついにやってきました。
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「サワラのグリル」。

箸を入れた瞬間にほろほろと崩れるほどに柔らかく、口に入れたらなんだかとろけそうなくらい、ほんと柔らかい食感でした。

そこにバターの風味とガーリックと、「いしり」がまたまたいい仕事してました。

最後の〆のデザートは、「赤ワインのソルベ」とエスプレッソ。
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さすがイタリアン!

エスプレッソなんて、イタリア行ったとき以来で、かなりご無沙汰していました。

赤ワインのソルベにはシナモンが効いていて、これまたエスプレッソによく合うお味!

【2017年7月 夏のお料理】

季節を変えて訪れることで、旬の食材が変わるので何が食べられるのかそれが楽しみで来ました。

1品目は「かぼちゃといしるのスープ」。全壊同様で金箔が乗っていて、チーズも乗ってました。

2品目は「ひらめのカルパッチョ しそ風味」。

冬は柚子の皮だったのが夏はシソになりました。さっぱりさわやかでこちらもおいしかった…。

3品目「さざえと干し柿の柿酢のマリネ」。これもまたクセになる味で、干し柿のこういう使い方は家でも試したいと思ったのでした。

4品目「能登115のシイタケのガーリックオイル煮」とフォカッチャ。

5品目「おこぜのフリット」。こちらは柚子酢と竹炭塩でお好みでいただきます。

そしていよいよ後半!

6品目「甘エビのクリームパスタ」。
これが悶絶するくらいにおいしかった。前回のパスタもおいしかったけど、家の近くにで気軽に食べられるなら毎週でも来たいくらい。

最後の7品目は前回同様「さわらのグリル」でした。このグリルもめちゃくちゃおいしいのですが、なんと言ってもポイントは、焼くときに使う発酵調味料のいしるとガーリックバターとお出汁なんだそう。

そして、今回のデザートは「パンナコッタ ゆずピールのはちみつ漬け乗せ」でした。

そんなこんなで、『能登イタリアン』、ごちそうさまでした。

シンプルそうな調理に思いながらも、すごくどれも素材が生かされていて、「いしり」の万能具合を思い知らされた素晴らしい料理でした。

また食後には、料理を作ってくださったフラットさんともお話できて、すごく雰囲気が和やかな笑顔の素敵な方で癒されました。

美味しいのは夕飯だけじゃない!朝ごはんもこれまた絶品なんです


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朝の食卓場はまた夜とはちがった雰囲気。

ざっとこんな感じ。

能登産のコシヒカリと一緒にいただきます。
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嬉しいことにおかわりもしていいということで、3杯もいただいちゃいました…

というのもおかずがご飯のすすむものばかり!

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豆腐の上には『ゆうなんば』という自家製のゆずを使った辛みのある調味料とゆずの皮。

ここに少しお醤油を垂らして、『ゆうなんば』をまんべんなく広げていただきます。

口の中でゆずの香りがふわーっと広がり、冬のおとずれを感じる一品!

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そして最強のごはんのお供、さばのぬか漬け!
「こんかさば」と呼ばれ、囲炉裏で焼いてから運ばれてきます。

これだけでご飯山盛り2杯食べられちゃうほど。
酒のアテとしても最高なことまちがいなし!

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そして、紅大根のさっぱりと、酢漬けしたもの。

あとまたまた「いしり」の力を思い知った品がこちら。
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これまた囲炉裏で焼かれたものが運ばれてきます。

お!?これはなんだ!

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「海餅(かいべ)」という伝統食のようなものだそうで。

能登産のお米を「いしり」と一緒に炊き上げてそれをついて焼いたもの。

これはおやつにも最高だと思います。

なんていうか、すごくシンプルに見えるけど、これまたやみつきになるのです。

そして最後は魚のアラが入ったみそ汁で、ほっこり。

そして食後には杜仲茶を。

朝からごはんで幸せいっぱいにさせてもらいましたー!

ごちそうさまでした。

季節を変えて訪れたい、お宿「ふらっと」の詳細はこちら

「能登イタリアンのお宿ふらっと」

 


[住所]石川県鳳珠郡能登町矢波27-26-3

[チェックイン]午後3時〜
[チェックアウト]午前10時まで
[宿泊料金]12,000円(1泊2食つき)部屋と料理によって違うプランもあるようです。
※小学生未満利用不可
施設内無料wifiあり、駐車場完備
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「こんかさば」や「いしり」などの伝統的な食材や調味料を、現代の人にも受け入れられやすい形でアレンジして提供しているのが、たくさんの人から評判を得ている1つの要素なんだろうなあと感じました。

伝統を後世に伝えるということは、その時代に応じて芯はブラさず、いい具合に変化をさせていくことが必要になってくるんだなあ。

わたしも今回の旅で「いしり」をゲットしたので、色々試行錯誤しながら使ってみたいと思いますー!

それではまた!

 



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ABOUTこの記事をかいた人

91年滋賀県生まれ。本山町地域おこし協力隊、 猟師見習い、フォトグラファー、ライターやってます。 カナダに永住する予定が、高知に移住し、山師の夫と結婚。0歳の息子と3人で山暮らし。 自分らで切った木で家をセルフビルドするのが直近の目標!