こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。
我が家には愛犬リンという私の相棒であるジャックラッセルテリアという小型犬がいます。
彼女は生まれた時から実家で飼っていて、高知に昨年移住してきました。
何をするにもどこに行くにも基本的にはいつも一緒。
言葉は話せないけど、目や仕草でいろいろと話しかけてきてくれるし、まちがいなく家族の一員であり、今ではすっかり欠かせない存在。
ふだんも裏山や庭を駆け回り、今年9歳になることを感じさせない現役バリバリのわんこであります。
そんな愛犬が突然、痙攣で倒れ込む
昨日も彼と一緒に山仕事へついて行き、満足そうに帰宅した愛犬リン。
そしていつものごとく、家のまわりを放し飼いにしてるので、うろうろして帰ってきたと思えば、なんだか行動がおかしいことに気がつく。
ヨタヨタ歩きで、足がふらつき、唾液の量が明らかに多い。
そして、そのまま全身痙攣。
痙攣は10分経ってもおさまることのないどころか、悪化して、目の焦点も合っていないし(瞳孔が開いているような状態)、下痢が出始め、口から泡をふきはじめる。
こんなこと、今までなかったので、私も動揺し、彼にすぐに高知市内の獣医さんに電話して対処方法を聞いてもらうものの、診ないとやっぱりわからないということで即座に車を走らせ、1時間かけて、高知市内の病院へ。
原因は「中毒」。農薬、除草剤、殺虫剤、化成肥料にご注意を!
だいたい痙攣っていうと、よくテレビとかでみていたのは「脳の神経」が原因のことが多かったのですが、今回はそれと違うだろうとは思っていました。
てっきり毒草でも食べたのかと思ったけれど、対処方法がわからないので、病院にかけこんで言われたのが、やはり「中毒」との診察結果。
この時期には多いことらしく、農薬や除草剤など、ときには化成肥料などの付着した草などを食べて、20~30分後に毒がまわって、そのような症状を発症するんだそうです。
おー、怖い…。
我が家はもちろん、肥料は生ゴミと米ぬかの食べても大丈夫な肥料を使っているし、除草剤や農薬も一切使っていません。
でも確かにまわりの環境までわからないので、犬の散歩時とかでも今後気をつけないとなあ。
実際に除草剤あるいはその付着した草を食べて死に至った犬もいるんだそう。
今回も微量だったから、1時間という長時間にも耐えてくれたけど、毒性がより強ければ、そんなにもつこともなく、命が危ぶまれていただろうとのことでした。
本当になにが命取りになるかわからないし、犬や猫を含めペットはそういう状況になっても、どうしようもできないので、飼い主が常にそういうとき、どう対処するかを考えておかないといけないんですよね。

ペットを飼うことは、命をあずかるってこと。
だからこそ、その命の責任は飼い主にあるのです。
不便なところに住んでいるから、近くに病院もないので、だいぶ長い時間苦しめてしまったけど、なんとか一命を取り留めて、今日はすっかり寝て元気を取り戻してくれているので、ほっと一安心。
みなさまもどうか注意してあげてください。
中毒になったときのもしもの対処方法
今回のような症状が出てしまって、明らかに原因も「中毒」のとき。
病院も遠いし、とりあえずの対処方法は『卵の白身を飲ませる』ことなんだそうです。
それで少し毒が中和されることがあり、一気に流し込むのではなく口の横からたれ込むようにいれてあげるのがいいとのこと。
たとえ痙攣が5分でおさまったとしても、それでもすぐに病院に駆けつけてあげてくださいね。
わたしも今回すっごく勉強になりました。
改めて、愛犬リンの存在のでかさに気づかされたのと、普段リンさんが元気に暮らしてるのってなにげないし当たり前だけどとっても幸せなことなんだなあと感じたのでした。
それでは今回はこれにて。ではまた!