こんばんは。せいか(@seyca_ktd)です。
さて、昨日は田んぼを借りている地域、「大石」という集落でちょっと変わった運動会がありました。
来たる11月23日(水・祝)!本山町は大石地区で一風変わった運動会が!フランスと東京からわたしの友だちも参加しにきてくれるとさ! https://t.co/2pIhRgZgBy
日本の農家の文化を伝える。その名も「農民運動会」!
なんとこの運動会の話を友人たちにしたところ、フランスからお遍路に来ていた友人と、東京から稲刈りを手伝ってくれていた友だちが今回の運動会のために、再び本山町に遊びにきてくれました。
一昔前は参加者が300人を超えることもあり、本山町南部の他のエリアからも参加されていたそう。
しかし過疎高齢化が進み、次第に参加者が減りつつも、地元住民の有志の方によって、この文化が継承されているのです。
「一度やめたら、なかなか復活させられないからね。」という地元の方のその一言の言葉の重みを感じたのでした。

最初はお決まりの「玉入れ」。
通常入れるところはひとつのはずなんですが、ここの運動会は、その自分チームのカゴの下に、相手チームのカゴまで設けられていて、そこに入っちゃうと相手チームの得点になってしまうというもの。
そしてお次は「THE田役」。
昔ながらの方法で土嚢袋を運びます。男性は40kg。女性は20kg。
千鳥足になりながら、どちらが早いか競うというもの。
その他にもちがう地域でも定番の藁をつかって長い縄をつくる「縄ない競争」。
しかしわたし含めた初心者チームは縄のない方を知らないので、地元のおんちゃんに教えてもらうところから。
でもやっぱりむずかしい。
そしてなんと誰が一番きれいに縄をなえるのかという個人戦までもが。
さらには藁をつかった競技はつづく。
こちらは「ハデ掛け競争」。チームで竹を組み、藁を縛って掛けたら、それを元通りに片付けるまでを競うというもの。
そしてお次は早食い競争。その名も「米の消費拡大」!
おにぎり、いなり、カレー、太巻き…。
比較対象がなくてわかりにくいですが、こんなにでかいいなり寿司も。
そしてその他にも、高知ならではの競技もあったり…。
〆は今年からはじめて取り入れたという「稲作」をテーマにした田植えの競技も。
フランスからの友人も稲をせっせと植えています。
これはもっと来年改善される模様…!?
はじめての農民運動会を終えて。
そんなこんなで、ただ体力があって、若いだけじゃ勝つことは決してできないのがこの運動会のおもしろいところ。
ここのは本当に「農業」にテーマを絞った競技が多くて、農業に関心のある人は来年ぜひご参加あれ。
とってもおもしろかったー!絶対地域の行事の目玉になれる!
というわけで、わたしも来年、ぜひ再び参加したいと思ったのでした。
それでは、今回はこれにて!また! SNSでも発信中!