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こんにちは。せいかです。
少し前に、仁淀ブルーにも負けず劣らずの汗見エメラルドのある集落でそば打ち体験と山菜の下処理を学びにいってきました。
ちなみに、高知県の仁淀川は奇跡の清流とも呼ばれており、水質もすごく優れているんだとか。
そんな川にも負けないほど美しい川が本山町にもあるのです。
画像加工せずともこの青色!
しかし、さすがに先日の大豪雨のときはミルクティー色に染まっていました。
どこや、ここ。高知の雨のすごさを思い知らされます。
ちなみに、そば打ちは昨年末にも参加させてもらってたんですが、そのおそばの美味しいこと。
参照: [高知]吸い込まれるほど美しい青さの汗見川の隣で行われる「そば打ち」のワークショップに参加してきた
これは一度行って欲しい!と思うので、今日もご紹介をば。
以前の失敗から学んだそば打ちにリベンジ!
そばは以前と変わらず「二八そば」の割合で打っていきます。
そば粉200gに対して、小麦粉が50gという配合。
そばはこの汗見川沿いで、種取りして継いで、栽培されたもの。
それを綿棒で伸ばして折り畳んでから、専用の包丁で切っていきます。
ゆがくと太くなるので気持ち細めにやるのがコツ。
以前はがっつり太くなりすぎて、もはや新しい食べ物になっていたので、今回はその失敗を生かして細めに、細めにきってみました。
いや、それでも太さがバラバラやん!ってのはこれまたご愛嬌ということで。
不器用なんす。
で、実際に食べてみた。
こうやって食卓に並べてみると、おいしそう。
地元のおばちゃんが作った山菜料理と一緒にいただきました。
イタドリとわらび、タケノコが今回の山菜のメイン。
いや〜、どれも美味しかったです。おそばもしかり。
今後わたしもこの集落での活動に地域おこし協力隊として関わる機会も増えそうなので、ますます楽しみ。
めざせ、もののけ姫のサン!
食べたあとは、山菜の下処理を学ぶ
さて、お腹がいっぱいになったあとは地元の方が取ってきた山菜の下処理。
まずは「タケノコ」。
タケノコがこんなに大きくてもとれるとは知らなかった…。
結構伸びきったやつでも、上の柔らかい部分だけ切ってすぐゆがけば、十分においしいタケノコがとれるんだそうです。
これもまた初めて学んだのですが、皮付きの方がやわらかくなるんだとか。
確かに感覚的だけど、蒸すような感じになり、タケノコの旨味も逃げなさそう。
そうして湯がけたタケノコはこんな感じで切ります。
おお〜、なんて立派!
保存方法は2つあり、乾燥させるか塩漬けにしておくと日持ちします。
今回は塩漬けの方法を実践し、とにかくたっぷりのお塩をまぶすのがポイント。
あとは密封しておくだけ。
そしてお次は高知には欠かせない山菜「イタドリ」。
以前三重県で食したことがあったのですが、あまり他の地域ではメジャーではないこの食材。
でも高知ではどの家庭でも当たり前のようにストックしてあって、食卓にもさらっと当たり前のように並んでいるので、驚きました。
しかも食べてみると、これが結構おいしいのです。
本当に山に行かずともそこらの道の脇に生えてます。
ちなみにタデ科の植物で、茎の部分を食すのですが、ルバーブを知ってる方がいれば、それと同じ仲間なので、絶対好きなはず!
イタドリを下処理せずにそのまま食べると結構酸味があって、ジャムにしてもおいしいというなんとも不思議な食材です。
わたしも小学生のときによく同じ仲間のギシギシという野草をかじっていたので、そのときの記憶がよみがえってきて、なんとも懐かしい…。
そんな、イタドリ。ルバーブとは違って、皮を剥ぐ必要があります。
剥ぎやすくするのに、40〜50度の湯に少しの時間つけると、めちゃくちゃやりやすくなります。
そうしてみんなで地道に剥ぐ作業をすること1時間ほど。
こんなにいっぱい剥げました!鮮やかな黄緑色がきれい。
そうして剥げたら、調理しやすいサイズに切って、塩をまぶします。
そのまま冷凍するもよし、食べるときはしばらく水にさらして塩抜きすれば料理にすぐ使えます。要は酸味が抜ければいいのです。
調理方法は基本的に炒め物に使われることが多く、わたしが三重で食べたときは酢みそ和えのようなものを食べましたが、それもまたおすすめな食べ方。
炊き込みごはんとかに入れても美味しかったです。
というわけで、山ならではの食材。高知にはもっと他にも眠っていそうな気がする。
ちょっとこれからがんがんその山野草も攻めたいと思います。
今回お世話になったのは、「汗見川ふれあいの郷 清流館」というところでfacebookページで情報が更新されていくので、要チェック!
このそば打ちと絡めてのイベントが季節ごとに開催されるので、これは本当に田舎体験をしてみたい方や、単純に食べるのが好きな人なんかには特にオススメ!
川を見て遊ぶのもいいけど、食べものに触れるのも大事!
…というわけで今回はこれにて。
ではまた!
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