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こんばんは。せいかです。
つい先日、滋賀県のまとめ記事を更新したところですが…
またまたそういえばおすすめスポットを思い出したので、ご紹介!
登録有形文化財にも指定されている『旧中島家』って?
私が生まれ育った場所でもある滋賀県の「栗東市」。
一時は「日本一住みやすい町」にも選ばれたこともあるところだったりしますが、新幹線の駅建設などその他にも問題がいろいろあり、確かに昔はわたしも大好きな町でしたが、今は結構がっかりくることの方が多く…。
とはいえ、以前紹介したようなおもしろいところもあったりするので、今も変わらず大好きな地元であることも事実。
参考:[滋賀]栗東にある「おもやキッチン」に野菜を提供する農園のサイドストーリーが素晴らしすぎた
[滋賀]馬のまち栗東のカフェレストランで自然栽培野菜をがっつり食べよう
さて、そんな栗東には「栗東歴史民俗博物館」というところが図書館の隣にあります。
さすがびわ湖のある土地。
ということで、こちらのおうちもヨシで屋根を葺いてあります。
ひさしのところは瓦ですが。
そうして旧中島家について調べていると面白いことを知りました。
本来、旧中島家をはじめ、
栗東地域では安価で入手しやすい小麦藁を屋根材として用いるのが一般的でした。
しかし、小麦藁は10年程度で葺き替えが必要となります。
このため、移築にあたって博物館では20~30年程度の耐久性がある、
葦を用いることにしたのです。旧中島家のヒ・ミ・ツより引用
ほえ〜。これはまた新しいことを知りました。
以前、こんなワークショップに参加した私にとってはこの手のことは本当に興味津々なことばかり。
参考: [京都]昔懐かしい日本の原風景残る里山が美しすぎる!茅葺き職人さんから教わる茅の葺き方講座に参加してきた
また屋根に関して言えば、よーーーく見ると屋根にアワビの貝殻があちらこちらに見受けられます。実はこれ、鳥除けのためにつけられているものだそうです。
今でいうと、よく畑にCDが吊るされている感じと同じようです。
ちなみにこちらのおうち、元々は同じ栗東市内の霊仙寺というところにありました。
現在は移築されて、小野という地域にあります。
初代の当主さんはお米やさんを営んでいたそうで、建てもの自体は幕末から明治初期にかけて建設された建てものなんだとか。
それでは実際に中を見てみよう

部屋は3室。そして台所と馬屋、土間にはかまどがあります。
お風呂は玄関口の外に木で作られた五右衛門風呂が設置されています。
肝心なかまどの写真ないやん!ってこれまた自分でもツッコミ入れたくなりますが、そのかまどを使って定期的にイベントも開催されています。
本当につい最近かまどを一新させて、それもワークショップで「かまど再生事業」として行われたようです。その様子はこちらに詳しくまとめられています。
泥団子を積み上げて作り上げるなんとも素朴な造りですが、それがまた土間にあると絵になるのです。
私が知る限り、薪割り体験やかまどでご飯を炊く体験なんかも週末中心に行われていました。(確か子ども向けです)
歴史民族博物館が営業している時間であれば、基本的にはいつでも見学可能なので、ぜひお子様連れて、もしくは古い建てものが好きな方、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。
『旧中島家』の真裏には、茶ノ木カフェという場所もあるので、そこでランチやお茶がてら行くのもありですね。
しかも図書館もすぐそこにあるので。
そんな楽しい場所がたくさん集結しているところはここあります!

今回は代表して、「栗東歴史民俗博物館」へのアクセスを載せておきます。
[住所]滋賀県栗東市小野223-8
[電話番号]077-554-2733
[営業時間]午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
[定休日]月曜日(ただし祝日と重なる場合は開館)
祝翌日(ただし土・日曜日、祝日と重なる場合は開館)、年始年末(12月28日から1月4日)
※臨時休業日もあるので、HPでご確認ください。
基本的には観覧料も無料ですが、特別展示がある場合は有料のときも。
ですが、『旧中島家』も無料で入れます。
敷地内には大きな駐車場もあります。
最寄りの駅はJR草津線の「手原駅」というところですが、そこからだと徒歩20〜30分はかかるかと!
ちなみに私の大好きな森もすぐそばにあるので、またそこも機会あれば紹介させてもらいます!
では今回はこれくらいで!
それでは〜!