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こんにちは。せいかです。
登山って山頂にいく途中に必ず、「ああ、何で登りはじめたんやろ」って後悔することが多い私ですが、今回もそうなる瞬間はあったものの、山頂でおいしいコーヒーやお弁当を食べたときから、その想いはひっくり返っていて、究極に幸せを感じたりするものだったりします。
今回は初心者用のお山、滋賀県は野洲市にある三上山へ行ってきました。
通称、近江富士としても滋賀県民をはじめ、たくさんの人に歴史とともに愛されてきた山です。
運と実力があれば松茸が見つかる!?一獲千金を狙え!

ちょうどいい感じのゆるやかな線で描けるお山。これが三上山。
国道8号線沿いにあります。
標高は432メートル。
遠くから見れば見るほど、すごくきれいなシルエットの山です。
おそらく近江富士の名はそこから来ているのではないのかと。
ちょうど登山口から徒歩3分ほどのところに、御上神社があります。
三上山を神体山として祀っているそうです。
ちょうどこのシーズンは松茸もとれるシーズンということで、
9月23日から11月3日までの間は、
入山初穂料として、大人500円/子ども250円を納入する必要があります。
こちらの神社、もしくは登山口の近くの山の駅というところで支払い、
登山口へと向かいます。
途中で出会った滋賀県民のひとり、飛び出し坊やの「とび太くん」。
この「とび太くん」の表情はやわらかい優しい表情。ちなみに永遠の小学8年生なんだとか。
滋賀県民なら必ず知っている、100m置きに1人くらいの感覚で設置されているキャラクター。
滋賀県に来たらぜひ撮ってみてくださいね。
個人的に、県内にどれだけのとび太くんが存在しているのかめちゃくちゃ気になりますが。
登山ルートは2つあり、裏登山道と表登山道があります。
今回登りは裏登山道から行ってみました。
民家を抜けて、竹林をくぐっていくと、そこには駐車場があります。(6台分ほど)
ここに停めることも可能だし、
今回わたしたちは神社のところに停めさせてもらいました。
神社の駐車場内にはトイレもあり、道を挟んだところにはローソンもあります。
さて、それでは登山スタートです!
頂上までのルートはちょうど片道1時間弱ほどで気軽に登れちゃいます

登山道入り口。
イノシシの被害が大変なようです。入ったらちゃんと戸を閉めましょう。
登り慣れている人であれば、片道40分ほどで登れてしまうくらいの大きさの山。
今回私たちも午前11時半頃から登り始めましたが、
下ってもまだ陽は落ちていないという「お手軽感」がなんとも素敵です。
さて、そんな三上山をどんどん登っていくと、早速分かれ道が!
おそらく片一方のルートは表登山道に合流する道なんでしょうが、
今回私たちは行きはずっと裏ルートで攻めると決めたので、右へ進みます。
ひたすら登る登る。
わかっていたことだけれど、松茸もダメもとで探しつつ登ってみたけど、
そんな甘いもんじゃなかったですわ。
ついに!!!!!!
やりきった感が半端なく得られます。
正直、三上山なめてました。思っていたよりしんどかったです。
でもこれ見たらそんなしんどさは吹っ飛びます。
そこから見える景色。曇り空でしたが、遠くはびわ湖まで望める絶景です。
山頂で食べるお昼ごはんはなによりも贅沢!

山頂に着いたら、ベンチがあったので、そこでランチをいただきました。
そしてお昼ごはん。
もはや正直に言うと、
これを使いたくて、この山に登ったといっても過言ではないかもしれないです。
参考:[高知]馬路村の職人さんから教わる「曲げわっぱ」の作り方と自由な人生の生き方
丹後半島に行ったときに購入した自然農のお米を土鍋で炊いて、
そこに2年前に漬けたすっぱい自家製の梅干と母がくれた自家製のゆかりを一緒に。
ちなみに土鍋で一般的に人気なのはこちら。
私は祖母からもらったものを使っていますが、
炊飯器で炊くごはんとは全然味がちがうので、試す価値あり!
今回使ったお箸も岡山県西粟倉村で買った地元の間伐材をつかった割り箸。
使うお箸もすごく大切だと感じる今日この頃。
曲げわっぱ職人の四国さんが教えてくださった通り、
自分で作った曲げわっぱに、ごはんを入れるとより一層おいしくて、おかずもいらない!
それから、頂上で笛吹いたり、
挽きたてコーヒー飲んだり、剣玉で遊んだり、みかん食べてだべったり。
ここはあんたの家か!と突っ込まれるんじゃないかってくらいくつろいでしまいました。
そして、やはりこれを買う必要ありだと強く感じたのでした。
ちなみに吹いていた笛はこれ。ふざけすぎでしょ、って音がします。
下山に使った表登山道が思いがけず楽しすぎて驚き!
表登山道の方が健脚向きなんだとかで、帰りはそっちに挑戦してみました。
人がようやく1人通れるくらいの細さをくぐりぬけられるという、
ある種アトラクションのような場所を発見!
この岩の間に挟まれていると、不思議なことにすごく落ち着きます。
岩間に挟まれたいがために、1ヶ月に1回登りたいと思ったほどです。
そこを抜ければ、次はくさりをもって岩場を下ります。
もはやロッククライミング。楽しすぎました。
そして下りきったらまた平坦な道をどんどん進みます。
緑が本当に気持ちがよい場所です。
ようやく後半部分になってくると、次はラピュタに出てきそうな象形文字のようなものが!
ここのお山は信仰や伝説にもすごく関わりのある山だそうで、
きっとそれに関連するなにかなんだろうなあ。
途中、昔ながらの造りの家も発見。
何に使われていたんでしょうね。
ここにもしっかりした門がありました。
戸はきっちり閉めましょう。
そして今回一緒に登ってくれた妹と、友人Nちゃん、どうもありがとうございました!
今回登りながら撮った写真たちも披露してみる
わたし、写真を撮るのが大好きなので、今回も登りながら気になるとこを切り取ってみました。
山の植物。わたし、植物の名前まったく知らないので、ゆくゆくはちゃんと覚えたい。
浮遊する赤いクモ。なんだか足をひろげてバレリーナのように飛んでいるかのよう。
写真撮るの、改めて楽しいなーと感じられて楽しかったです。
思い立った時にでも気軽に登れる!三上山へのアクセスはこちら
三上山の住所が、野洲市野洲市三上となっているので、
登山に来られるときは御上神社を目指して来るといいと思います。
[住所]滋賀県野洲市三上838
最寄りの駅はJR東海道本線「野洲」駅ですが、
そこからだと徒歩30分かかり、バスであれば山出前下車で、乗車時間6分ほどで到着します。
ちょっとした上級者向けのハイキングくらいのものなので、
日頃体を動かしたくてうずうずしている人にはおすすめスポットです。
わたしもまた地元に帰ったときにでも登りに行きたいと思います。
P.S
松茸は見つかりませんでした。
それではまた〜。
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