[滋賀]栗東にある「おもやキッチン」に野菜を提供する農園のサイドストーリーが素晴らしすぎた




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こんにちは。せいかです。

さて以前、更新したおもやキッチンについての記事ですが、
今日はそのさらに裏を覗いていきたいと思います。

おもやキッチンの野菜の出処、「おもや」です。
参考: [滋賀]馬のまち栗東のカフェレストランで自然栽培野菜をがっつり食べよう

みんなで働く。みんなで暮らす。みんなで笑う。


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こちらが「おもや」の作業所。

今まで車で何度か通過していたけれど、まったく気がつきませんでした。

おもやキッチンからも徒歩数分のところにある、
畑と提供場所が近いって本当に理想の形だなあ、とつくづく痛感。

滋賀県栗東市を拠点とするNPO法人「縁活」が運営するこの場所は、
障がい者のグループホームなのですが、
その利用者に自立力を備えてもらうべく、少しでも給料を払えるように、
自然栽培の野菜や米づくりを障がい者の方たちが中心で行われているのです。

こちらの素晴らしいと思う点は、ここの利用者にそういう場所を提供するだけでなく、
滋賀県内の農業学校の軽度の障害のある方の受け入れ等も行っておられ、
その人が持っている可能性を潰さずに、
生き生きとした働き方を見つけられる場だとも感じました。

実際にこちらを出られた方の中で就農された方もおられるようで、
今後も農業、そして福祉分野において、注目度の高い作業所です。

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案内してくださった代表の杉田さん


【福祉×農】の可能性を求めていくことで食を見直す



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写真:おくらの間からにんじんたちが生き生きと成長している様子

以前わたしが務めていたソラノネ食堂でも、【食×農】というところは常に意識していました。

将来、わたしも【農】となにかを掛け合わせて、
場所作りをしていきたいという意識はあったので、ここはとても興味深い場所でした。

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写真:利用者の方ににんじんの間引きをのコツを教える杉田さん

HP内で杉田さんが書かれた文章の中にこんな文章がありました。


数年前から、農作業の仕事の面白さ、やりがいがあると感じていたので
どうしたら農作業がひろがりをもっておもしろくできるのか考えていました。

土をさわり、水をやり、重たいものを運んだり、
本当に暑く、寒く厳しいし、決して楽な作業ではありません。まるで、人生のよう…

福祉も同じように思います。
その人の持っている良さ(ストレングス)を見つけ、日々水をあげるように応援する。
結果はなかなか見えませんがそう思うと近いのかなと思います。


【福祉×農】という枠の中で、
どこまでも無限の可能性を見出して、それを実践しておられるのです。

利権がからみまくって成り立つような大量生産大量消費の農業から、
もっと自然を感じながら足元を見つめ直すような農業のあり方を探求されているように感じ、
そこにすごく共感できました。

「つらい」「しんどい」そのわりに儲からないというイメージがある、農業。

それが衰退していくことに危機感を覚え、
もっとあらゆる人に農の世界に入りやすい環境、
難しそうだと思う壁を取り払うような活動をされていくこちらの団体の今後がますます楽しみ。

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写真:作業が終わり帰っていく利用者の方たち

畑はこんな感じでした




畑は作業所からすぐ裏手と道路をはさんだ2カ所を今回は訪問させてもらいました。

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ちょうど今は下仁田ネギが収穫できるようになったころ。
にんじんが元気にすくすくと育っていました。

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畑でとりたての生オクラ。
野性味あるねばりとシャキシャキの食感がおいしくて、なによりも贅沢です。

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ちょうどタマネギも育苗中。

そして、ここの売りはなんといってもイチジク。
もともとハウスで慣行栽培されていたものを自然栽培に切り替えたんだとか。

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イチジクハウスの中に入った瞬間に、イチジクの完熟した匂いが充満!

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ここでも頂いちゃいました。

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自然の甘さがうなるほどおいしかったです。

通常イチジクは横に横に、と枝を伸ばしていくのですが、
こちらはイチジクがストレスかからないいように、伸びたい方向に伸ばしてやる、
でもその枝同士がぶつかりあいそうなときや支障がありそうなときは
枝打ちするという方法でこのイチジクを栽培されていました。

だからもうあっちこっちに枝が元気に飛び交っています。
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なかなか写真で伝えるのは難しいですが…

イチジクを使ったスイーツやドリンク、
ジャムの販売もすべておもやキッチンでお試し、ご購入いただけるようです。

滋賀県内には、あらゆるマルシェが行われていますが、
そういうところでも販売されているようですが、
今後はもっと作り手として極めていくとのことで少し売る場所も変動があるかと思うので、
気になる方は、おもやさんに直接ご連絡を!

そうして、今回同行してくれた友人は大の唐辛子好きということで、
最後にお土産で、種までいただいちゃいました。
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鞄の中まで大変なことに!
これから大阪の街中に繰り出していく人の鞄とは思えないほど、素敵な鞄の中。
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今後も地元の住民として、おもやの農園と携わっていけたらなと考えています。
ありがたいことに杉田さんからも「また遊びにきてくださいね」との嬉しい一言。

そしてまた最後にHPから杉田さんの一言をお借りして、今回の記事は終わりとさせてもらいます。


厚生とは生活の道を豊かにすること。

体力、生命力を増進すること。

それは農業の基本にある土、水、天気、植物と毎日向き合って生きる力を
身に付けていくことからつながるのではないでしょうか。


自然と共生する、そんな暮らしを選んでいきたいものです。
そして、ホンモノを極めていくところに誰かが気づき応援してくれる、そう学ばせて頂きました。

杉田さん、そしておもやのみなさんありがとうございました。

ではまた。



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ABOUTこの記事をかいた人

91年滋賀県生まれ。本山町地域おこし協力隊、 猟師見習い、フォトグラファー、ライターやってます。 カナダに永住する予定が、高知に移住し、山師の夫と結婚。0歳の息子と3人で山暮らし。 自分らで切った木で家をセルフビルドするのが直近の目標!