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こんばんは。せいかです。
リアルタイムで今晩はお届けします。
現在は香川に片足突っ込んだ辺りにいますが、
今日は兵庫から下道でのんびり、
岡山、そして鳥取のずっと気になっていた場所を巡っていました。
懐かしい風景の中に突如現れる茶色の建てもの、そこが「くど」でした。
まずは駐車場へと導いてくれる看板。ここからすでに素敵なオーラがぷんぷん。

そうして出迎えてくれた蒜山耕藝さんプロデュースの「くど」。
ここはレストランでもなく、カフェでもなく、農家の営みを伝える場所なんだとか。
そうおっしゃられる通り、畑ありきの、このお店ということを徹底されておられるようです。
わたしも将来こういうことをやりたいと思ったのでした。
これが私にとっての農家レストランの本来あるべき、いやあってほしい姿で、
自分がそういう場所をつくり出す前に、すでにこういう場所が存在していると思うと心強いし、
ますますワクワクしてきます。
そのまま真似するのではなく、自分らしさをわたしも追求していけたらと思います。
気になる内装もすごく素敵でした。
土壁を自分たちで塗ったりと、店内やお店の名前からも、
店主さんたちご夫婦のセンスのよさに惚れ惚れしてしまいそうです。
建てもの入ってすぐにはテーブル席。
まずはメニューから。

ちょうどこの時期は夏野菜も終わり、芋系くらいしかないので、
どんなランチなのかなーと思っていったら、予想以上に葉っぱものが多くて驚き!
お野菜はすべて自然栽培(無肥料、無農薬)でつくられたもの。
そのときあるもので作っておられるようで、野菜が本当になければ
お店を閉めたりすることもあるとかで、どこまでも正直で素敵なお店だと感じました。
きっと感じることは人それぞれ違うとは思いますが。
自然栽培は、以前から私も気になる栽培方法ではあったものの、
9月に入ってから繋がる農家さんすべてが自然農や自然栽培の農家さんで、
何かの助言かと自分では受け止めています。
というか、知れば知るほど奥が深く、
自然と共生するってまさにこういうことなのかなと感じる機会が多いです。
正直、自分たちでここまですべて作っていて、
この値段におさえられているのはすごいと感じました。
もっと値段以上に価値があると少なくとも私は思ったので。
そしてまたもやありがたいことに、ごはんもおかわりし放題。
男性にも嬉しいですね。
今回は間引き菜を使ったおかずが多かったですが、どれも本当においしかったです。
ひとつひとつのお野菜たちの味のうまみが凝縮されている感じ。
味付けもすごくシンプルなんだけれど、本当に感激レベルです。
特ににんじんの間引きのかき揚げがたまらんかったです。
ごはんの味もすごく懐かしいというか、「お米!」っていう味がして、
すごく素朴でおいしかったです。
…わたしのこの表現の仕方、きっと食レポにはなれないな。笑
ってのはさておき!
ごはんも自分たちで自然栽培していて、さらにはもち米まで栽培しており、
依託して加工してもらった白玉団子や最中までもいただくことができるのです。
せっかくだからいただいちゃいました。
ここまで来て食べないわけにはいかない。しかも白玉には目がないわたし。
麦湯は見た目の色とは裏腹に、味がしっかりついていて、
麦の煎った香りがたまらなく癒されます。
これに、自家栽培、しかも自然栽培の白玉と小豆といただくことができるなんて
贅沢すぎて、なんてしあわせなんだろうか。
写真見て思い返しただけでもよだれ垂れそう。
ほんと、優しい甘さで最高でした。
せっかくだから急須の中も。
いい香りです。
店内にはお土産用に販売もされており、わたしも購入しました。
それ以外にも最中や白玉粉などその他物販を見るのも楽しいです。
蒜山耕藝、そして「くど」のどこまでも包み隠さない素敵なあり方
食べたいものをつくる
しぜんと、食卓から生まれる風景。
私たちは、岡山の蒜山で農薬と肥料をつかわず、
自然のリズムと調和して作物をつくっています。
土地と季節にあったものをつくることが大前提。
それを元に食卓から作付けを考え、食べたいものをつくります。藝とは語源によると、人間が植物を植え、食べものをつくる姿。
田畑は自然と人間の接点。
美しい風景のもとに、美しい作物が育ち、美味しさとなります。
そして、私たちは美を求めて田畑を耕します。
原点である「藝」に思いを込めて。
蒜山耕藝より引用
本当にどこまでも素敵なお店でした。
またわたしが何かを形にしたときにぜひ訪れたいし、その際には畑にお手伝いにもいってみたいです。
◎詳細◎
[住所]〒717–513 岡山県真庭市蒜山下和1418-2
営業日は営業時間は直接、蒜山耕藝さんに連絡、
あるいはその日のHPの詳細を見てご確認ください。
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